ジョーカー許されざる捜査官第9話あらすじ完全版

ジョーカー許されざる捜査官

[第9話]

09/07放送

伊達（堺雅人）が冴子（りょう）のもとを訪れると、彼女は殺されていた。
５年前に刺殺された夏樹（丸山智己）と同じ手口だった。
井筒（鹿賀丈史）らはプロの犯行だと断定し、警察官である可能性もあるという。

そんな中、５年前に時効が成立した事件の遺族が警察を訪れる。
20年前に大学生だったの娘・美咲（森口彩乃）を殺された母の節子（梅沢昌代）だった。
節子は新しい手がかりが見つかったと言い、美咲が死の１ヵ月前に書いた手紙を持参。
それは20年後の自分に向けて書いたもので、そこにはＳ先生という名が書かれていた。
伊達が久遠（錦戸亮）とともに捜査を始めると美術教師の鈴川（佐野史郎）という人物に行き当たる。

伊達は鈴川が経営するギャラリーを訪れ、美咲のことを切り出す。
鈴川は美咲と付き合っていたことは認めたが、殺してなどいないと否定。
伊達は鈴川が自分の血液を使って描いたという絵を持ち帰って、久遠にDNA鑑定を頼む。
そして、それは美咲の殺害現場に残されていたDNAと一致した。

一方、あすか（杏）は夏樹が貸し金庫に預けていたCD-Rが開けずにいた。
彼女から頼まれた久遠はパスワードを突き止める。
そこには警察の機密費が、JOKERという口座に振り込まれていると記されていた。
さらに「UNDERGROUND V」と称して、元警察官たちの名簿も残っていた。
地下5階を意味するようだが、警視庁には地下4階までしかなかった。

あすかから追及された井筒（鹿賀丈史）は、ようやく秘密を語り始める。
5年前、井筒は警察内部に不透明な金の流れに気付き、夏樹に伝えた。
二人は情報屋を使って内偵を進めたが、その情報屋は何者かにより殺された。
その直後に夏樹も同じ手口で殺害されたのだった。

井筒は夏樹を死なせてしまったのは自分だと悔やんでいた。
冴子とあすかに夏樹の事件には関わらないように務めていたのも二人の身を案じてのことだった。

そんな二人の会話を何者かが聞いていた…。

やがて、鈴川が美咲殺害を自供。容疑を全面的に認めるが、時効で不起訴処分となる。
だが、伊達は鈴川のことをさらに調べていた。
そして、彼が複数の生徒にヌードモデルになるよう強制し、その写真で脅迫のネタに使っていたと知る。
美咲もその中のひとりだったが、鈴川を訴えると言い出したばかりに殺されてしまったのだ。
しかも、鈴川は今でもそんな脅迫を行っていた。伊達はそんな鈴川に麻酔銃を発砲する。

一方、あすかのもとにJOKERと名乗る人物から連絡が入る。
CD-Rと引き換えに、夏樹を殺した犯人を教えるというのだ。
受け渡し場所に出向いたあすかはナイフで襲われそうになるが、そこに現れた久遠に救われる。
だが、久遠はその男に腹を刺されてしまった…。

09/21 SP

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