三毛猫ホームズの推理
[第4話]
05/05放送

永江財閥の古城に招かれた義太郎(相葉雅紀)、ヒロシ(藤木直人)、晴美(大政絢)、石津刑事(大倉忠義)。「ご褒美」のはずが古城で殺人事件が起こり、義太郎は犯人探しを強いられる。刑事なのだから当然といえば当然なのだが…。

そんななか頼みのホームズ(マツコデラックス)は全く協力せず、義太郎の不甲斐ない姿にヒロシや晴美は呆れ果ててしまう。石津刑事は病で倒れてしまうし、事件解決の光は見えてこない。

頼りないながらも、必死に事件の解決を図ろうとする義太郎は、執事の梶本(長江英和)に容疑をかける。梶本が否定する中、次男・紳也(細田よしひこ)が、矢によって怪我をする。孤立した古城で、次女・圭子(加藤あい)が紳也の看護をした。

義太郎は圭子に 「片山さん守ってくれますよね?」と頼られ、事件の解決に励み、今度は和哉(山口馬木也)を疑うが、そんななか和哉が自殺と思しき死を遂げる。和哉のパソコンに遺書が残っていたのだ。

しかしヒロシがパソコンを調べると疑惑が…。分からないことだらけですっかりお手上げ状態の義太郎に呆れた晴美は、自ら犯人探しを始める。やる気のない義太郎をヒロシは叱咤し殴りつけた。

晴美が徹仮面に捕まった。義太郎とヒロシ、高温で寝ていた石津刑事までが見事な連携で晴美を助け出す。

結局、城で生き残ったのは圭子だけだった。義兄弟は全て殺されてしまった。その張本人は圭子だった。

養子の圭子が、母親を殺害されたと勘違いし、復讐と遺産相続のために殺害をやったことだった。“自分は永江一族の者たちから愛されていない”と誤解していた圭子だったが、じつは義兄弟からも義
父からも愛されていたのだ。勝手にひとりぼっちだと思っていた圭子が企てた事件だったのだ。

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キャスト
片山義太郎 / 相葉雅紀(あいばまさき)
29歳独身、警視庁捜査一課の刑事。
3人兄弟の次男で、家事全般を完璧にこなす。
憧れの刑事の職についたものの、高所恐怖症、女性恐怖症、幽霊まで怖いダメダメ刑事。
「俺は刑事なんて向いていない…」と嘆き、毎日のように辞表を提出している。

ホームズ / マツコ・デラックス(まつこでらっくす)
捜査の途中で義太郎と出会った一匹の三毛猫の化身。
義太郎の捜査に対して、決定的なヒントを与えてくれる。
その化身の姿は義太郎にしか見えていない。
なぜか片山家を以前から知っているような素振りがある。
アジの干物が好物で、基本的にその場を動かない。
片山ヒロシ / 藤木直人(ふじきなおひと)
39歳の独身、義太郎の兄。
先祖譲りのマンション賃貸を取り扱い、一家の主な収入源としている。
片山家の父親的存在で、ふがいない義太郎に時に苦言を呈する。
小説家を目指し、家で執筆活動をしている。
極度のミステリーマニアだが、まともに一本の作品を書き上げたことはない様子。
片山晴美 / 大政絢(おおまさあや)
義太郎の妹、24歳。アルバイトを転々としている。
兄とは正反対に鼻っ柱が強く、行動力がある。
末っ子特有のわがままさ、頑固さがあり、どこかにくめない性格。
ホームズを連れて事件調査に勝手に乗り出すこともしばしばある。
石津刑事 / 大倉忠義(おおくらただよし)
晴美の「自称」恋人で、捜査一課の刑事。
根本の手下であり、根本と一緒に義太郎をないがしろにすることも。
だが義太郎と二人になると「お兄さん!」と呼んだりする二枚舌。
自分の事をスタイリッシュな二枚目と思っている。
栗原一課長 / 石坂浩二(いしざかこうじ)
警視庁捜査一課の課長。定年間近。いつも飄々としていて昼行灯のよう。
絵画が趣味で捜査一課の自分の机はその趣味の世界で彩られている。
片山から受け取った辞表を、毎回紛失してごまかしている。

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