MONSTERS
[第7話]
――とある法廷に平八（香取慎吾）はいた。12/02放送
ことの始まりは１カ月前になる。雑誌記者・二階堂太（榊英雄）が殺害された。現場に駆けつけた金田（遠藤憲一）はさっそく捜査にとりかかる。
二階堂の遺体が発見された現場には、物色した形跡が残されていた。そして不審なキーホルダーが見つかる。痕跡が残されていた。そして不審なキーホルダーが見つかった。そのキーホルダーは特徴的でキラキラと光るものだった。事務員・小島とよ子（大谷英子）の話では「事務所のものではない」という。
聞き込み調査のなかで、管理人の岩渕（田口主将）から「女の人が逃げていくのを見た」という証言が得られる。
金庫から“ある記事”が見つかった。記事はこの事件の第一発見者・元都議会議員・沢村誠一（大沢健）のことが書かれており、建設業者からの賄賂について書かれていたという。犯人は沢村なのか――。偶然その場に居合わせた沢村の元恋人で弁護士の藤川美紗子（水野美紀）は「何かの間違いだ」と金田に訴えるが、キーホルダーも沢村のもののようだった。
さらに、現場から沢村が逃げ出したところを見た目撃者が見つかったのだ。それはなんと、平八だった。
法廷の席で、平八が証人尋問に立った。検察官・黒崎（藤本隆宏）からの証人尋問に、平八は「沢村だ」と答える。これに対して沢村を弁護する藤川は「落ちていた５円を拾おうとしていたはず」「ハッキリ見ていないのでは？」と平八に質問した。
藤川の問いに、平八は妙な事を話し始める。「――携帯の着信音が思い出せない」平八は沢村に問いかけた…。
法廷の後、平八は藤川と言葉を交わす。そして彼女と別れた後、平八は西園寺（山下智久）に「あの人が犯人だ」と告げた。
犯人は藤川美紗子だった。弁護での不正を二階堂に探られて脅迫されていたのだ。
藤川は二階堂を殺害した後、そ知らぬ顔で沢村と一緒に二階堂の部屋を尋ねる。そして元恋人の沢村に容疑を向けさせるために、帰り際にわざと彼のキーホルダーを現場に残したのだ。二階堂が殺害されていたので沢村たちは逃げる。それを平八が目撃したのだった。
平八が気にしていた携帯電話の着メロは、ドボルザークの『新世界から』。この曲を沢村と藤川が使っていた。犯行の時、携帯の電源を切り忘れた藤川は逃げる途中で携帯に着信があり、着メロを管理人に聞かれてしまう。管理人がそれを思い出して証言されるのを恐れた藤川は、管理人の証言の信憑性を失墜させようと小島とよ子の存在を利用したのだ。しかしそれを平八に見破られ、さらにキーホルダーの小細工も解明され――事件は解決するのだった。
12/09
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