マイガール第5話あらすじ完全版

マイガール

[第5話]

11/06放送

同僚の香（井村空美）が写真コンクールに入選した。先輩の木村（日村勇紀）も応募したが落選、落ちこんでいる様子だ。正宗（相葉雅紀）は自分の腕に自信が持てずに応募すらしなかった…。香の話では、仕事のあと、カメラマンの専門学校に通って学んでいるという。自分の夢に向かってひたすら頑張っている香を見ると、正宗は焦りを覚えた。

正宗は家に帰っても、これからの事が頭から離れない。家で家事をしていても無意識に溜息を漏らしたりしていた。そんな正宗の様子を心配したコハルは話を聞こうとするが、正宗の返事は「何でもないよ」「大丈夫だよ」ばかり。

翌日、コハルは保育園でお泊り保育だった。ところが正宗が手伝おうとすると、コハルは自分でどんどん荷物を積めて手伝わせようとしない。コハルは不機嫌だったが、正宗には理由がわからなかった。

コハルを保育園に送り届けて、職場に出勤した正宗。いつものように仕事をしていると、スタジオに林（北村有起哉）の妻・ユカリ（鈴木砂羽）がやってきた。スーツを着こなした美しい女性だった。林は外出していたのでユカリはスタジオ内で待つことに。そこで正宗はユカリから“昔は林もカメラマンだった”ことを聞く。スタジオに飾られている写真は、実は林が撮影したものだった。

一方、保育園でお泊り保育をしていたコハルは元気がない。夜、子供たちが寝静まると、コハルは床から離れると荷物から糸電話を出し、窓を開けると片方の糸電話を空にかかげていた。亡き母・陽子と話をしようとしたらしい。保育士・友哉（村上信五）は優しくコハルに事情を聞いた…。

その頃、正宗は一人で自宅にいた。すると木村から「大変だ！至急来い！」という連絡がありスタジオへ…。急いで駆けつけると酔っ払っている木村が。正宗は半ば強引に誘われ、2人で飲むことになり、その後は木村に連れられて林宅に押しかけることになる。突然やってきた酔っ払いの木村と正宗を、林は半ば呆れ顔で家へ上げる。

翌朝、正宗と木村が目を覚ますと、林がエプロン姿で家事をしていたのだ。林の奥さんは外資系の金融会社に勤めるキャリアウーマンで、結婚当初はユカリに食べさせてもらっていたという。やがて林は“カメラマンとして”稼げるようになるが、その頃には、ユカリはキャリアアップしさらに多忙になった。１年の半分以上は海外出張、日本にいるときも帰宅は深夜過ぎという状態…。そこで2人の子供を育てるため、林はカメラを置いて、主夫になることを決意したというのだ。きっぱりと自分の道を決められる林を、正宗は尊敬した。

翌日、コハルを迎えに行った正宗は、保育士の友哉からコハルが、どうして不機嫌だったかを聞かされる。正宗とコハルは「何でも話そう」と約束したのに話してくれないことを怒っていたのだ。帰宅した夜、正宗はコハルに自分の気持ちを素直に話した。そして、これからは何でも話すことを再び約束する。

一方、林家では香港転勤が決まっていたユカリが、突然、転勤話を断ると言い出す。自分がいなくても楽しく暮らしている家族の姿に、自分の居場所がなくなるのではないかと不安を感じたのだ。

スタジオが休みの日。正宗とコハルは家の掃除をしていた。途中、コハルは「おてんとうさまが見たいです」窓から空を見上げる。しかし、この日は曇っていておてんとうさまは見られなかった。

そんな時、林から電話があり、今からプライベートな用で手伝ってほしいという。正宗はコハルを連れてスタジオへ向かった。林は自ら写真を撮るというのだ。被写体は――林の家族だった。

事情がわからないユカリが林に問うと、「オレは家族のために犠牲になったと思ったことは一度もない。カメラを持たなかったのは、中途半端な気持ちで持つのがイヤだっただけだ」と。さらに「もう頑張れとは言わないし、仕事はいつ辞めてもいい。君は私の妻で、君の居場所はここにある」と林は自分の気持ちをユカリに伝えた。

家族たちの嬉しそうな姿を撮影する林。林の言葉を聞いたユカリも吹っ切れたようで、「できるところまでやってみる」と香港出張することを決意した。

撮影中、林のアシスタントをしていた正宗の様子をじっと見ていたコハルは「おてんとうさまを見ました」と言う。「正宗くんがお仕事をしている時の顔、コハルの大好きなおてんとうさまみたいでした」と…。

コハルの言葉を聞いた正宗は、写真を頑張ってみよう決意する。

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