マイガール
[第8話]
11/27放送

ある日、陽子(優香)の母・志織(朝加真由美)から、正宗(相葉雅紀)に電話がかかってくる。志織は、正宗の両親にも一度会って、挨拶をしたいという話だった。

しかし、正宗と母・光代(室井滋)は、コハル(石井萌々果)を引き取って言い争いをしたあの日以降、全く連絡を取り合っていなかった。母親の性格を考えると、正宗が直接頼んでも、光代は了解しないと思い、正宗は父親(山崎一)に頼んで、話をしてもらうことにする。


一方、コハルの通っている保育園では、もうすぐ行われるお遊戯会の準備で大忙しだった。コハルはなんと主役のシンデレラ役をやることになる。じゃんけんでかったのだ! 正宗は、コハルの衣装づくりやセリフの練習に大忙し! それでも2人は楽しそうだった。

そんなある日、正宗は保育士・友哉(村上信五)から、コハルが親友・佳奈(大野百花)の衣装に付けてあった飾りを手で引きちぎったという報告を受ける。

正宗がコハルにわけを聞くが、コハルは「自分は悪くない!」と言うばかりだ。

さらに翌日は、体の調子が悪いから保育園を休むと言い出す…。仕事が忙しくてどうしても休めない正宗は、光代に看病を頼むことに…。

じつは、光代はコハルを正宗の子どもだと認めたくなかった。しかし、コハルの看病をしているうちに、気持ちが少しずつ変わってくる。正宗の真剣さに気づき、孫としてのコハルへの愛情に芽生えたのだ。光代はコハルが“仮病”であることに気づき、正宗に伝える…。

そうこうしているうちに、正宗は、なぜコハルが佳奈の衣装を破いたのか理由を知る。佳奈が、正宗が一生懸命縫ってくれた衣装の飾りを「ヘンだ!」と言ったのだ。さらに、愛する母・陽子の悪口まで…。

正宗とコハルは、そのことでけんかをするが、「陽子さんのように相手を思いやる心を持ってほしい」という言葉がコハルの胸を打つ。

――お遊戯会当日。

正宗、光代、清助、志織たちが見学をするなか、舞台は幕を開けた。コハルはシンデレラ役を佳奈に譲って、脇役で頑張っていた。ところがお芝居の最中に、シンデレラの乗った馬車が倒れてしまい、その後ろでドレスに着替えている最中の佳奈の姿が観客席に見えてしまう。泣き出す佳奈のために、一生懸命になって馬車を元に戻そうとするコハル。その姿を見た正宗たちは、とても幸せそうな顔をしていた。

ところが、いざ、コハルのセリフの番になったとき、コハルはセリフを忘れてしまう。正宗は思わず立ち上がり、コハルが思い出すようなジェスチャーをして見せる。それを見たコハルはセリフを思い出し、お遊戯会は無事に終わる…。

お遊戯会の後、コハルは正宗と仲直りをする。正宗と光代も仲直りをしたようだった…。

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キャスト
笠間正宗 / 相葉雅紀(あいばまさき)
カメラアシスタント。
忘れられない元恋人から突然の訃報が来る。
心優しい青年。
塚本陽子 / 優香(ゆうか)
正宗(相葉雅紀)が高校時代に付き合っていた4歳年上の元恋人。
6年前に姿を消す。

コハル / 石井萌々果(いしいももか)
正宗(相葉雅紀)と陽子(優香)の娘。
明るくしっかりしている。
父正宗に迷惑をかけないよう気にしている。
柴田友哉 / 村上信五(むらかみしんご)
コハルが通う保育園の保育士。
保育士になったのには理由があるようで・・・。
林弘和 / 北村有起哉(きたむらゆきや)
正宗が勤める写真スタジオのマネージャー。
厳しいが、正宗を高く評価。
瀬山高志 / 山崎樹範(やまざきしげのり)

塚本志織 / 朝加真由美(あさかまゆみ)

木村英生 / 日村勇紀(ひむらゆうき ばななまん)

室田澄子 / 大森暁美(おおもりあけみ)

笠間光代 / 室井滋(むろいしげる)
正宗の母。翻訳家。
正宗がコハルを引き取ることに猛反対。

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