リーガル・ハイ
[第2話]
04/24放送

古美門(堺雅人)の事務所で働くことになった真知子(新垣結衣)が仕事を持ってくる。
依頼人はパンクロッカーの荒川ボニータ(福田沙紀)とジャンゴジャンゴ東久留米(窪田正孝)。
2人は柊しずか(友近)が歌う大ヒット曲が、自分たちの曲の盗作だと言う。

二人は3万円しか報酬を出せないと言い、古美門は呆れるばかり。
だが、しずかのファンの古美門は服部(里見浩太朗)から、彼女に会えるかも知れないと言われて引き受ける。
ただし、訴訟で勝ったら、賠償金の半額をもらうと吹っかけるのだった。

訴訟相手の作曲家・葛西サトシ(鶴見辰吾)の弁護人は三木(生瀬勝久)。
盗作だとすれば、葛西がどこでボニータたちの曲を知ったかが問題となる。
だが、ボニータは葛西に曲を聴かせた覚えはなく、葛西も彼女の曲など知らないと言い張る。

三木はマスコミを利用して、葛西としずかの正当性を主張。
ボニータたちは世間から白い目で見られるようになってしまう。
ボニータは訴えを取り下げると言い、古美門は三木には負けられないと反対。

すると、古美門の事務所に三木が現れ、示談を申し出てくる。
それを突っぱねた古美門は、葛西に何か弱みがあるのではないかと察した。

古美門は裁判で、これまで全ての曲を自分で作ったののかと追及。
ゴーストライターを使っているのではないかというのだが、葛西はそれを否定する。
だが、蘭丸(田口淳之介)の調べで、葛西がゴーストライターを使っていることが明らかに。
多額の報酬を受け取っているものたちは、それを証言しないだろうと言う。

そんな中、他の葛西の曲にも、ボニータたちの歌詞の一部が使われていると分かった。
それを作詞したのはボニータではなく、元メンバーの小枝子(早織)。

古美門や真知子から追及された小枝子は、葛西のゴーストライターをしていることを認める。
そのことを証言すると約束したはずの小枝子だったが、裁判になると一転、彼女はそれを否定。
三木側の圧力が掛かっていたのだ。

続いて、古美門はボニータが小枝子と会った時の録音音源を再生。
小枝子はそこで葛西に曲を提供したことを告白していた。

形勢は圧倒的に古美門側の有利に。
三木は小枝子が勝手にやったことにしようと言うが、葛西は曲は自分が作ったと言って引かない。
自分の曲には多くのスタッフたちの生活がかかっていて、簡単に認めるわけにはいかないというのだ。

葛西は和解を求め、ボニータたちもそれを了承する。
だが、ボニータはそんなことで争っていては曲が可哀想だと言って、和解金もいらないと言い出す。
その金で恵まれない子供たちの基金を葛西に設立してほしいと言って、決着した。
多額の賠償金を期待した古美門の思惑は、崩れ去るのだった。
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キャスト
古美門研介 / 堺雅人(さかいまさと)
偏屈、毒舌、皮肉屋、気分屋、浪費家…と揃・・・
黛真知子 / 新垣結衣(あらがきゆい)
猛勉強を経て司法試験に合格した女性弁護士・・・
三木長一郎 / 生瀬勝久(なませかつひさ)
大手法律事務所の所長。かつて検事のエース・・・
沢地君江 / 小池栄子(こいけえいこ)
三木の秘書。三木の手先として、事あるごと・・・

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