リッチマン、プアウーマン
[第3話]
07/23放送

千尋(石原さとみ)が日向(小栗旬)の母の名前“澤木千尋”を知っていた理由――それはずっと過去にさかのぼる。

千尋の実家は民宿を営んでいた。そこに訪ねてきたのが日向だった。彼は母親・澤木千尋を探しに来たのだ。澤木千尋は千尋の実家の民宿で女将さんとして働いていた。日向が探しに来た事を“澤木千尋”に伝えるが、彼女は会わなかった。結局、日向は“澤木千尋”がその民宿で働いている事も知らずに去っていった…。


千尋はインターンシップとして正式に「NEXT INNOVATION」になった。契約社員にもかかわらず“自分の名刺”をもらった千尋は感動する。

千尋が出勤すると、既に他の社員はデスクに座り、忙しそうに仕事をしている。焦る千尋に、日向の秘書的な仕事を任されている安岡(浅利陽介)は「今日が“デスメールの日”と呼ばれる契約更新の日だから」と説明する。日向は情け容赦なく契約を打ち切る。だからプログラマーたちにとって“デスメールの日”は恐ろしい日であり、その日が近づくと、普段より一生懸命作業をするのだった。

千尋は日向のやり方に反発を感じる。

この日、“期待のホープ”と言われていた坂口にもデスメールが届いた。彼は日向を尊敬し、憧れて入社したのだ。しかし、日向から「マイナーチェンジで繋いでいるだけの一発屋」と酷いことを言われても、坂口は腹が立たなかった。

クビを宣告された坂口に朝比奈(井浦新)は優しく接するが、「アンタは自分と同類だ」と坂口は相手にしなかった。「あんたは負けるのが怖くて味方になった。野心や名声があるにもかかわらず…。
でも自分は逃げない」坂口は続けた。

何とか日向に認められるよう坂口はゲームのプログラミングをする。そして「見てもらうだけでいい」と言ってそれを千尋に託した。

ゲームの出来を確かめた日向は「ゲームの出来は悪くない」と言うが、クビを撤回することはなかった。千尋は「ただひと言でいいから直接坂口に伝えてほしい」と日向に訴える。そこで日向は坂口を呼び出す。


日向との話を終えて社長室から出てくる坂口は、ドアのところで何度も日向に頭を下げていた。その顔は晴れ晴れとしていた。

日向は「5年後には自分を追い抜くんだろ?」と言うと、坂口に出資をして会社を設立させたのだ。「大丈夫だ、お前のアイデアは面白い」そう言って坂口が羽ばたくのを手助けした。日向の言葉に、坂口と千尋は思わず喜んだ…。

ひょんな事から、日向と食事をすることになった千尋。意気投合する。しかし帰り際、“日向が澤木千尋を探しに来た”ことを口にした途端に、日向の表情が一変する。

「お前、誰だ?」怖い表情を浮かべる日向に、千尋は「あなたの気を引きたくて、あなたの母親の名前をかたりました。ずっと言えなくて、すみませんでした」と謝った。

しかし日向は「二度とその顔を見せるな」と言って去ってしまう…。

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キャスト
日向徹 / 小栗旬(おぐりしゅん)
人間的に欠落した部分は多分にあるものの、偶然と運が味方してフォーブズにも掲載されるビリオネアになったIT企業社長。29歳。時価総額3000億円と言われる「NEXT INNOVATION」の社長。

澤木千尋 / 夏井真琴 / 石原さとみ(いしはらさとみ)
将来困らないようにと勉強や資格取得に励んできたものの、就職先がいまだ見つからない東大生。
東京大学理学部所属。
朝比奈恒介 / 井浦新(ARATA)(いうらあらた)
徹に可能性を感じ会社設立を持ちかけ、8年前に大学が開放した古い学生会館の一室から会社をスタートさせた。
朝比奈燿子 / 相武紗季(あいぶさき)
朝比奈恒介の妹。
山上芳行 / 佐野史郎(さのしろう)
NEXT INNOVATIONの取締役。日向の計画に難色を示す。

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