サラリーマン金太郎シーズン2第1話あらすじ完全版

サラリーマン金太郎シーズン2

[第1話]

01/08放送

ナビリア共和国での建設工事をどこの建設会社よりも先駆けて完成させた金太郎（永井大）に、帰国の命令が届く。

ところが日本に帰ってきた金太郎がヤマト建設に出社すると、どうも様子がおかしい…。元・上司の水木（風見しんご）によれば、ヤマト建設が中央建設と合併して「ヤマト中央建設」に生まれ変わるという。

サソリの干物の土産を手に、大和会長（宇津井健）の部屋を訪ねると、そこには黒川（古谷一行）もいた。黒川は金太郎の問には答えず、「社長室長就任」の辞令を出した。さらに、水木は社長秘書課長に任命される。旧ヤマト建設時代社長だった黒川は、今、副社長となっていた。

まったくわけの分からない辞令を、金太郎は「インシュ　アラー（神の思し召し）か…」と言って、理由を詮索せずに受け入れた。

社長室長となり、金太郎は新社長・丸山（森本レオ）と行動するようになる。

一方、旧ヤマト建設の社員たちは合併によるリストラに怯えていたが、丸山の温厚で優しい人となりにとりあえず安堵していた。

そんななか、金太郎だけが、丸山には隙がなく、本心が見えないと感じていた…。

そんな金太郎に、ヤマト会長は「社長室長の仕事を甘くみるな」とアドバイスし、「この戦いに負けた時、ヤマトは消える」と言った。そして「お前の戦いは、ただひとつ。命を賭けて社長に尽くせ。それがお前の仕事だ」と命じるのだった。

社長室で懇親を兼ねた飲み会が開かれた。旧ヤマトの社員と旧中央の社員はたちまち意気投合する。もう一軒はしごしようと街を歩いているとき、女性秘書が丸山社長の車が料亭に駐車していることに気づいた。

料亭では丸山社長と帝都建設の平尾会長が酒を酌み交わしていた…。

金太郎が料亭の前で見張っていると、丸山社長たちが現れ、男が車で帰るところを見送るのだった。金太郎がその場に出ようとしたとき、肩を叩いて止めたのは鷹司（細川茂樹）だ。

鷹司が言うには、丸山が会っていたのは、建設業界のドンと呼ばれる帝都建設の平尾会長（佐々木勝彦）だという。丸山はかつて平尾の忠実な部下で、どうやらその関係は今も続いているという。そしてそのことは、大和会長も黒川副社長も承知しているというのだ…。

「問題は丸山社長の気持ちだ。彼の目的が何なのか、それを調べるのが君の役目なのか…？」鷹司は意味深げなことを口にして、その場を去っていった。

翌日、丸山社長を車で迎えに行った金太郎は、昨日の夜に会長を見かけたことを会長にぶつける。それを聞いた丸山は、「少し歩こうか…」と提案した。

ひとけのない公園を歩く2人。金太郎は「もし、ヤマト建設がコケにされるようなことがあったら、俺に出来ることは一つです。社長をボコボコにします」と丸山に言う。そんな金太郎に、丸山は「逆命利君」という言葉を知っているかと尋ねた。そして「私はあなたを私の手元から離しませんよ」と微笑んだ。

そのとき、突然、複数の男たちが襲いかかってきた。必死に丸山を守る金太郎。「社長に命をかけて尽すのが俺の仕事だ！　サラリーマンをなめんじゃねえ！」。

なんとか社長を守りきった金太郎。社長と一緒に病院に行った。そこで社長から盗聴器が渡される。何者かが社長の鞄に盗聴器をしかけたらしい。丸山は、この件を金太郎に一任すると言った…。

社長が帰っていく後姿に、丸山は叫んだ。「社長！　俺、正々堂々と戦うっす！　インシュアラーっす!!」。

その姿に丸山は微笑を浮かべた…。

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