猿ロック
[第13話]
リツコ(芦名星)とサル(市原隼人)は、松藤家の用心棒・勝又が運転する松藤(黄川田将也)たちの車に拉致させる。車のトランクに押し込まれたサルは自力で脱出したものの、後部座席で気絶しているリツコは連れ去られてしまう。10/15放送
リツコが車で連れ去れるところを偶然目撃した松藤たちは松藤家の用心棒のアジトに関する情報を聞くために、裏稼業の世界の男・三島に会いに行く。三島は「関わりあいたくない」と言いながらも、「相手が相手だから」と言って、車で勝又のアジトまで一緒に行ってくれることになった。途中で、山本(渡部豪太)とサルを乗せて、松藤や勝又らがいるだろうアジトのある波止場へと急いだ。
リツコは縛られた状態で監禁されていた。そこは海に浮かぶ船の中、なんと冷凍庫に閉じ込められていた。凍死しそうな寒さにリツコの体はすでに自由が利かなくなっていた。
サルたちが埠頭に到着すると、勝又は「リツコは沖にある船内にいる」と教える。松藤は「大丈夫だよ。そのうち自分で出てくるから」というが、勝又は「冷凍庫の扉に鍵を掛けた」という。松藤は勝又に「自力で脱出できるように鍵をかけるな」と指示していたのに、勝又が勝手に扉に鍵をかけたのだ。それを聞いたサルは海に飛び込む。
勝又は余興のために爆弾もセットしたと言い出した。「本当に死んでしまうじゃないか…」松藤は顔色を変えるが、用心棒は笑っているだけだ。「あいつは天才だからすぐに鍵を開けて戻ってくるよ」と三島は言うが、勝又は「外国製の南京錠をいくつも取り付けた」と笑った。勝又はどうしてもサルとリツコを殺したいのだ。
サルが船に到達する。そして船底に扉があることを発見した。ところが扉には見かけない南京錠がいくつも付けてある。サルが開錠を試みようと鍵穴に道具を差し込むと…なんと、時限爆弾のタイマーが作動した。10分で爆破するようにセットされていることを知ったサルは急いで南京錠を解錠していく。
その時、船が爆発する。怒った山田巡査はふたりの仇とばかりに勝又に発砲しようとするが、その瞬間、三島が山田巡査を制して勝又を殴り倒す。勝又に挑発された山田巡査は、あらためて勝又に向かって拳銃を構えるが、その時、サルが現れた。サルは無事に脱出したのだ!
サルとリツコの姿を見た勝又は自分の拳銃を取り出すとサルに向かって構える。それを見た松藤が、勝又を取り押さえた。銃弾は空中に発射され、勝又は山田巡査に取り押さえた。
今も、いつもと変わらぬおバカな毎日が、続いている――。
ドラマ『猿ロック』は最終回ですが、なんと「映画化」が決定しました!公開は2月の予定ですよ♪
みなさん、お楽しみに!!
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第1話
キャスト
猿丸耶太郎 / 市原隼人(いちはらはやと)通称サル。リツコと幼馴染。
母親を早くに亡くし、父親は失踪中。
猿丸ロックサービスの息子でピッキングの腕は一流。
普段は義理人情に厚い。
近所では人気者であるが、女好き。
リツコ / 芦名星(あしなほし)
煙草屋の娘で、サルとは幼馴染。
国立大学に一発合格した優等生。
気が強い。
サルを軽蔑しつつも面倒を見る。
山本 / 渡部豪太(わたべごうた)
サルの同級生で相棒。
ワルっぽくしているがダメダメ人間。
その上女好きときたから困ったものだ。
山田 / 高岡蒼甫(たかおかそうすけ)
交番の巡査で、サルの幼馴染。
リツコにずっと片思い中。
正義感が強い。
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