SP
[第1話]
11/03放送

都庁の見える建物の一室。怪しげな大男(三代目魚武濱田成夫)のもとに、あるVIPの行動予定がメールで届いた。「実行なされますか?」という文面に、男は了解の返信を送る。

その頃、井上(岡田准一)は合コンに参加していた。五感が異常に鋭く、さまざまな特殊能力を持つ彼は、ここでもその力を発揮。相手の情報を読み取ってしまい、場を凍り付かせてしまう。そこに尾形(堤真一)からの緊急呼び出しがかかり、井上は大川都知事(大場久美子)の警護に向かった。

向かった先は映画館。井上は不審な大男を見かけ、声を掛けると、突然ナイフで襲い掛かられる。何とか取り押さえることはできたが、翌日、課長の中尾(江上真悟)から、SPの仕事は警護であって、逮捕ではないと注意を受けてしまった。尾形もそれに反論するが、聞き入れてはもらえない。しかも、男は大川を襲うつもりなどなかったと容疑を否認し、すぐに釈放された。井上は単なる銃刀法違反の人物を公安に突き出したのかと責められる。

続いて、井上たちは記者クラブによる都知事の定例会見会場へ。井上は五感を研ぎ澄ませていたが、周りからはその姿はぼーっとしているようにしか見えず、目障りだから控え室にいるようにと言われてしまう。セキュリティの甘さを指摘する井上だが、記者クラブに不審者が入れるはずがないと片付けられる。井上はもし記者がテロリストになったらどうするのだと言うが、誰も聞く耳を持たない。その頃、会場では記者の一人、郷田(夏目慎也)が大川に質問。下らない質問だと蔑まれてしまい、秘かに苛立っていた。

その後もさまざまな場所で、大川の警護が続いていた。やがて、会見場に入った井上はまたも控え室で待機させられることに。だが、胸騒ぎを覚えた井上は会場へ。まさにそこで、郷田が大川に銃を向けていた。飛び出した井上は自らの身で銃弾を受け、大川を警護。郷田はその場で取り押さえられる。井上は万一に備えて、防弾チョッキを着ていたため、大事には至らなかった。

その頃、大男のもとには「また実行なされますか?」とメールが届いていた…。

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キャスト
井上薫 (いのうえかおる) / 岡田准一(おかだじゅんいち)
尾形総一郎(おがたそういちろう) / 堤真一(つつみしんいち)
笹本絵里(ささもとえり) / 真木よう子(まきようこ)

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