歌姫
[第8話]
11/30放送

太郎(長瀬智也)は美和子(小池栄子)から二人は夫婦だったのだと告げられる。突然そんなことを言われても、太郎はただ困惑するばかり。鈴(相武紗季)は二人の会話を立ち聞きして、涙を流す。

やがて、山之内(古谷一行)がオリオン座にやってきて、太郎の父親は自分の学生時代の友人だったのだと勝男(高田純次)や浜子(風吹ジュン)に話した。太郎は本名を及川勇一と言い、将来を嘱望された東京帝大出身のインテリだと知って、みな驚く。太郎の父親は市議会議員で、同じ政治家である美和子の父親とも親交があり、その関係で二人は結婚したらしい。

美和子は太郎の記憶が戻ることを信じ、土佐清水に滞在して、働き始めることに。勝男や浜子たちは太郎と美和子が夫婦だったという証拠があるのだろうかと言い、それを聞いた鈴はメリー(遠山景織子)の店へ。そこに、美和子が現れ、鈴は聞きたいことがあると切り出す。

そこで鈴は昔の太郎のことを美和子に尋ねる。洋楽が好きでギターが弾けると聞いた鈴は、のど自慢大会の時のことを思い出した。さらに昔の写真まで見せられ、美和子の言っていることは本当なのだと確信を得て、ショックを受ける。

そんな中、山之内のもとに網走から出所してきた久松(松村雄基)がやってくる。山之内が一家の看板を下ろすと聞いた久松は、自分は何のために網走に入っていたのだと詰め寄った。

太郎は約束していた通り、一緒に新作のフィルムを引き取りに町へ行こうと鈴に言う。だが、鈴はまだどうしていいか分からないから、やめておいたほうがいいと答えた。

ジェームス(大倉忠義)から鈴は太郎のことが好きだと聞いた美和子はオリオン座へ。何も知らなかったと言って謝る美和子に、鈴は自分と太郎は何の関係もないと言う。そした、太郎も昔の記憶を取り戻したほうが幸せなのだから、きちんと話をしてほしいと告げた。その言葉を聞いた美和子は、鈴が太郎のことを好きなのだと確信する。

鈴が奥に去っていった後、太郎が現れた。太郎は自分が唯一持っていた懐中時計を出し、見覚えがないかと尋ねる。それは美和子が太郎の20歳の誕生日にプレゼントしたものだった。さらに、美和子が付けているブローチは太郎が彼女の20歳の誕生日にプレゼントしたものだと言う。太郎は自分の覚えていない過去のことをいろいろと聞かされ、戸惑うばかり。

太郎がメリーの店にいると、クロワッサンの松(佐藤隆太)が現れた。彼は太郎の記憶が戻ったことを喜び、鈴のことは自分に任せて、美和子と幸せになれという。そして、山之内に代わって、久松が一家を仕切ることになったと告げた。松も彼についていくつもりだという。久松と一緒に天下を取って、必ず鈴を幸せにするというのだ。

鈴は誕生日に太郎からもらった真珠のネックレスがなくなってしまったことに気付く。鈴から謝られた太郎は、松にだまされて売りつけられた偽物だったことを告白。太郎は鈴がしまっていたネックレスを引き出しから取り出して、あとで本物を買って取り替えておこうとしたのだ。だが、鈴は太郎からもらったものなのだから、偽物だろうと関係ないと言う。そして、太郎に付けてほしいと告げた。首に手を回した太郎に鈴は自ら口づけを。太郎も鈴を抱きしめる。
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キャスト
四万十太郎、小泉旭(一人二役) / 長瀬智也(ながせともや)
四万十太郎昭和30年代のシーンの登場人物・・・
岸田鈴(きしだすず) / 相武紗季(あいぶさき)
映画館の手伝いをしている館主の娘。幼い頃・・・
クロワッサンの松 / 佐藤隆太(さとうりゅうた)
土佐の狂犬と異名を取る愚連隊。フランスか・・・
芥川 / 秋山竜次(あきやまりゅうじ)
町を仕切っている山之内一家の手下。オカマ・・・
神宮寺くん(じんぐうじくん)=ジェームス / 大倉忠義(おおくらただよし)
学校を休学して、四国お遍路の旅をしている・・・
鯖子(さばこ) / 斉藤由貴(斉藤由貴)
旅館の女将。観光客やお遍路を見つけると、・・・
岸田勝男(きしだかつお) / 高田純次(たかだじゅんじ)
オリオン座館主。鈴の父。町の人々からの信・・・
岸田浜子(きしだはまこ) / 風吹ジュン(ふぶきじゅん)
勝男の妻。鈴の母。鈴と太郎の恋の行方を気・・・

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