知られざるSMAP結成エピソード!? 当時は稲垣吾郎が中心だった!?

長年にわたってアイドル界の王座を守ってきたSMAP｡

そのSMAPの結成秘話で､驚くべきエピソードがある｡

なんとグループの中心になるはずだったのは､木村拓哉(きむらたくや=37)ではなく､稲垣吾郎(いながきごろう=36)だったというのだ｡

いまとなっては信じられない話なのだが､当時の事務所の方針だったという｡

｢ジャニーズはグループを作るときに嵐なら松本潤(まつもとじゅん=26)､NEWSなら山下智久(やまひさともひさ=24)というように､｢こいつを売り出す｣っていう明確な目標があるんです｡SMAPを結成するときは稲垣を売り出すためだったといわれているんですよ｣(芸能関係者)

稲垣は､1992年に｢二十歳の約束｣で牧瀬里穂(まきせりほ=37)とW主演を務めている｡

SMAPのメンバーとして待望の初の連ドラ主演を飾った｡

木村がドラマデビューしたのはそれから4年後だ｡

山口智子(やまぐちともこ=45)と共演した｢ロングバケーション｣で初の主演を務めたことを考えると

稲垣が当時､いかに特別待遇を受けていたがわかる｡

木村はこの一作で､国民的人気を得ていくきっかけとなったが､いっぽうの稲垣は､その後これといった代表作に恵まれなかった｡

ドラマでもバラエティーでも常に2番手､3番手の扱いにある｡

そんな稲垣吾郎に､復帰のチャンスが巡ってきたが､大きな選択ミスを犯してしまう｡

｢踊る大捜査線｣の室井慎次役の出演オファーを受けていたというのだが､なんとこれを､蹴ってしまったのだ｡

そのとき稲垣には別のドラマの主演の話があったという｡

｢｢踊る大捜査線｣では脇役だったので稲垣が主演ドラマを選んだのも無理はない｡ただその当時､SMAPのマネージャーＩ女史は｢踊る大捜査線｣のほうを勧めていたんです｡結果的にＩ女史の言う通りとなったことでその一件以降稲垣はＩ女史には逆らわなくなったんです｣

ここで､稲垣が選択をミスらなければキムタクと並ぶSMAPの2枚看板になれたかもしれない｡

稲垣としては悔しくて仕方がないだろう｡(古田鉄寿)