ホームドラマで芯の強いおかみさん役など演じ､幅広く親しまれた女優･池内淳子(本名:中沢純子)が9月26日午後4時21分､肺腺がんのため東京都内の病院で亡くなった｡76歳だった｡
告別式は近親者で済ませており､お別れの会は11月4日に開かれる予定で時間や場所については未定のようだ｡
池内は高校卒業後､東京･日本橋の三越デパートに勤務し､雑誌モデルを経て､1955年の映画『皇太子の花嫁』でデビュー｡
1960年には､昼のテレビドラマ『日日の背信』(フジテレビ系)で既婚男性との恋に悩むヒロインを演じて注目を浴び､翌61年に新東宝を退社した後も､映画やテレビドラマで芯の強い主婦や薄幸の女性など様々な役柄を演じて活躍した｡
そんな彼女に転機が訪れたのは､東宝映画『駅前』『社長』の両シリーズ｡勝ち気でつやのある芸者役で新境地を開拓し､芸者･てまり役を演じたドラマ『女と味噌汁』(TBS系)シリーズでは程良い色気と知性を感じさせる女性を好演し更に女優の幅を広げた｡
他の出演作にはNHK連続テレビ小説『ひらり』『天うらら』や『白い巨塔』(フジテレビ系)などがある｡
また最近の池内といえば､2009年11月天皇陛下御在位二十年記念式典に出席し､今上天皇と皇后が関心を持つ分野の代表者の一人として紹介されていた｡(上田)
告別式は近親者で済ませており､お別れの会は11月4日に開かれる予定で時間や場所については未定のようだ｡
池内は高校卒業後､東京･日本橋の三越デパートに勤務し､雑誌モデルを経て､1955年の映画『皇太子の花嫁』でデビュー｡
1960年には､昼のテレビドラマ『日日の背信』(フジテレビ系)で既婚男性との恋に悩むヒロインを演じて注目を浴び､翌61年に新東宝を退社した後も､映画やテレビドラマで芯の強い主婦や薄幸の女性など様々な役柄を演じて活躍した｡
そんな彼女に転機が訪れたのは､東宝映画『駅前』『社長』の両シリーズ｡勝ち気でつやのある芸者役で新境地を開拓し､芸者･てまり役を演じたドラマ『女と味噌汁』(TBS系)シリーズでは程良い色気と知性を感じさせる女性を好演し更に女優の幅を広げた｡
他の出演作にはNHK連続テレビ小説『ひらり』『天うらら』や『白い巨塔』(フジテレビ系)などがある｡
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