(11/02)
初めて書き下ろした小説『KAGEROU』が『第5回ポプラ社小説大賞』を受賞した俳優･水嶋ヒロ(みずしまひろ=26)｡
彼が､"齋藤智"(本名は齋藤智裕)のペンネームで応募したのは今年6月23日のこと｡その後､10月25日の最終選考で受賞が決定した｡
応募1285作から7作が残ったという最終選考では､審査したポプラ社の編集部員13人の中で､大賞に支持する票を一番多く集めたが､その一方で"粗削りだ"などの声もあり､賛否両論だったようだ｡
しかしながら､最終的に､
｢書き手のパワーと潜在能力が上回った｣
とポプラ社は説明｡
選考中は電話のみの連絡で､関係者が水嶋と知ったのは10月27日のことだったようだ｡
受賞作の『KAGEROU』は自殺志願の男とそれを止めようとする男を軸に､命の大切さや生きることを問いかけた作品｡社会派からファンタジー､SF的な要素を含み､ジャンルを超えた新しい形の小説という｡
また賞金2000万円については､
｢さらに多くの作品が生まれていくために有効利用していただきたい｣
と受け取ることを辞退した水嶋｡
ポプラ社は読み聞かせイベントなどに有効活用していくとしている｡
話題の今作を早く読みたいというファンから同社には､
｢いつ本に?｣
との問い合わせが殺到｡
年明けにも刊行される見通しだという｡
"書き手のパワー"と"潜在能力"が上回ったという水嶋の処女作｡
早くも大ヒット間違いなしと言ったところだ｡(上田)
彼が､"齋藤智"(本名は齋藤智裕)のペンネームで応募したのは今年6月23日のこと｡その後､10月25日の最終選考で受賞が決定した｡
応募1285作から7作が残ったという最終選考では､審査したポプラ社の編集部員13人の中で､大賞に支持する票を一番多く集めたが､その一方で"粗削りだ"などの声もあり､賛否両論だったようだ｡
しかしながら､最終的に､
｢書き手のパワーと潜在能力が上回った｣
とポプラ社は説明｡
選考中は電話のみの連絡で､関係者が水嶋と知ったのは10月27日のことだったようだ｡
受賞作の『KAGEROU』は自殺志願の男とそれを止めようとする男を軸に､命の大切さや生きることを問いかけた作品｡社会派からファンタジー､SF的な要素を含み､ジャンルを超えた新しい形の小説という｡
また賞金2000万円については､
｢さらに多くの作品が生まれていくために有効利用していただきたい｣
と受け取ることを辞退した水嶋｡
ポプラ社は読み聞かせイベントなどに有効活用していくとしている｡
話題の今作を早く読みたいというファンから同社には､
｢いつ本に?｣
との問い合わせが殺到｡
年明けにも刊行される見通しだという｡
"書き手のパワー"と"潜在能力"が上回ったという水嶋の処女作｡
早くも大ヒット間違いなしと言ったところだ｡(上田)
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