KARA､分裂回避!! ｢5人の活動継続｣で事務所側と基本合意

契約解除を申し出た韓国の人気5人組ガールズユニットKARAのメンバー3人と所属事務所がきのう､2度目の話し合いを行い､当面の間5人で活動することで合意したことが､分かった｡

中央日報によると､離脱を宣言したスンヨン(22)､ニコル(19)､ジヨン(17)の両親と代理人が27日､所属事務所の代表理事とソウル市内で会談｡

8時間に及ぶ話し合いの結果､｢2つの合意点を見いだした｣(弁護士)という｡1つ目は､現在予定されているスケジュールを消化するため､両者がすべてにおいて協力すること｡2つ目は､KARAが5人で継続して活動することだという｡

会議後､ジヨンの父親は自身のツイッターに､｢半分の成功です｡KARAは5人が継続して一緒に活動し､すべてのスケジュールをこなします｡残る最終的な合意は数日中に結論を出します｡双方とも満足する方向になるでしょう｡心配してくれたみなさんに感謝します｣と書き込み､肯定的なムードを伝えた｡

DSPメディア側も｢対話のムードはそれほど悪くなかった｣とし､双方の間に和解の気流が流れていることを思わせた｡

DSPメディアによると､韓国内での活動再開時期は未定で､当面は日本での活動から再開するという｡

KARAは日本のテレビ東京で放映中のドラマ｢URAKARA｣で主演を務めている｡同局はこの日､2月4日放送分を第1～3話までのダイジェスト版に差し替えることを発表したばかりだった｡

なんとか解散の危機は回避された形だが､合意したのは上記の2点についてのみで､今後も交渉を続けるという｡

韓国メディアは､基本合意の背景について､ファンの間で解散に反対する声が高まったことなどを挙げているが､果たしてこれで一件落着となるのだろうか…｡(松野)

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