夏木マリが婚姻届を提出し事実婚卒業! 震災で家族の大切さを実感

(05/26)

歌手で女優の夏木マリ(なつきまり=59)とパーカッション奏者の斎藤ノヴ(60)が､今月に入り婚姻届を提出していたことが25日､分かった｡
夏木は初婚で､斎藤は再婚｡
挙式･披露宴は予定していないという｡

二人の出会いは2006年春｡
夏木が結成したロックバンド『GIBIER du MARI』に､斎藤がパーカッション奏者として参加｡
互いに音楽への思いをぶつけていくうちにひかれ合い､2007年夏に交際へと発展した｡

その後何度か結婚が噂されたが､夏木は､
｢形には興味がない｡もう人生折り返しているから｣
と籍にこだわらず､事実婚の関係を続けていくことを発表｡
婚姻届を出さない夫婦関係が比較的多いフランスとかけ､自ら二人の関係を"フランス婚"と称し話題を呼んだ｡

しかし､3月の東日本大震災で多くの知人が被災したことを受け､考え方が変化｡
人との絆や家族の大切さをあらためて実感し､"フランス婚"からの卒業を決めたという｡

夏木は1971年､本名の中島淳子で歌手デビュー｡
しばらく不遇の時を過ごしたが､夏木マリに改名して発表した『絹の靴下』が大ヒットし､人気歌手の仲間入りを果たした｡
その後は歌手としてだけでなく､女優としても多くの話題作に出演｡
2001年には『千と千尋の神隠し』で湯婆婆の声優を務め話題となった｡

また国際貢献活動にも力を入れており､斎藤と共に途上国の子供たちを支援するプロジェクト『One of Love』を設立｡
6月21日には同プロジェクトの一環として被災地支援を目的としたライブが東京･渋谷で開催される｡
"フランス婚"卒業を決めた二人の発言に注目が集まりそうだ｡(伊原)