稲垣吾郎、ドラマ主演に大抜擢で「ヒーハー!」 周囲も驚く大興奮ぶり

現在、水曜ドラマ『ブルドクター』に出演中のSMAP・稲垣吾郎(いながきごろう=37)。
秋に同ドラマのスピンオフ版を放送するにあたり主演に抜擢され、大興奮しているという。
『東京スポーツ』が報じている。

「その話を聞いた途端、稲垣が『ヒーハー!』と大絶叫したんです。
収録が終わると、ドラマで使った本物のカクテルでスタッフと乾杯していました。普段、クールな彼があれだけ感情を表に出すのは非常に珍しいこと。みんなビックリしていましたよ」(制作プロ関係者:東京スポーツ)

国民的グループ・SMAPのメンバーがドラマの主演に選ばれるというのは別段珍しいことではない。
しかし今回稲垣が周囲を驚かせるほど大喜びしたのには理由があった。

『ブルドクター』で稲垣が演じているのは、主演の江角マキコ、準主演の石原さとみに続くいわば3番手の役。
格の低い役を引き受けた稲垣に対し、業界では驚きの声が上がっていたという。

「稲垣は映画『十三人の刺客』で悪役を演じて以来、役者の面白さに目覚めたんです。今は主演という"枠"に収まらず、とにかく役者を究めたいと思っているようですよ。だからこそ『ブルドクター』では脇役でも、快く引き受けたんです」(同)

本格的に演技に目覚めた稲垣の好演も手伝って、同ドラマの視聴率は夏ドラマの中ではなかなか好調。
初回視聴率は13.9%。第4話までの平均視聴率は13.1%で、『絶対零度』(フジテレビ系)の14.3%に次ぐ高視聴率をマークしていることから、今回のスピンオフ版の話が持ち上がったのだとか。

「稲垣の演技に対する姿勢が買われて、主演に抜てきされたわけです。稲垣としても、役者として認められたことがよほどうれしかったのでしょう。口癖になっているブラマヨ小杉の持ちネタ『ヒーハー!』をつい絶叫してしまったようです」(同)

稲垣は昨年、前述の『十三人の刺客』で残虐非道な行いを繰り返す暴君・松平斉韶を演じ、その演技が評価され、第23回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞、第65回毎日映画コンクールでそれぞれ助演男優賞を受賞した。
役者として着実に力を付けつつある稲垣、今後もさらなる活躍が期待できそうだ。(高橋)


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