長谷川博己の映画初主演が決定! 視聴率2.1%の｢鈴木先生｣がまさかの映画化!

(02/23)

俳優･長谷川博己(はせがわひろき=34)が今秋公開の映画『鈴木先生』で主演を務めることが22日､分かった｡

同作は､『漫画アクション』に連載されていた武富健治による同名漫画が原作｡
学園モノの定番である熱血教師とは正反対の草食系教師･鈴木先生が､生徒たちに起こる様々な事件を誠実に､そして情熱的に解決していく姿を描いた物語だ｡

昨年､長谷川の初主演作としてテレビ東京系で連ドラ化された際は､極度の低視聴率で全話平均視聴率2.1%に終わったが､DVDは好調な売上げを記録｡
さらに､長谷川が『家政婦のミタ』(日本テレビ系)でブレイクを果たしたことから､異例の映画化が決定した｡

映画初主演となる長谷川は､
｢(ドラマと)同じスタッフ､キャストとともに10年､20年と愛される作品にしたい｣
とコメント｡
ドラマ版の汚名返上に意欲を燃やしている｡
テレビ東京の山鹿達也プロデューサーも､
｢『視聴率』より『視聴質』を評価していただけた｣
と映画化決定に満足げだ｡

長谷川のほか､ドラマに引き続き山口智充(やまぐちともみつ=42)､臼田あさ美(うすたあさみ=27)らの出演も決定｡
脚本は『相棒』シリーズや映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で知られる古沢良太氏が担当し､撮影は来月上旬よりスタートする｡

テレビ東京は昨年､映画『モテキ』が興行収入20億円を超える大ヒットを記録｡
同作も連ドラの視聴率は奮わなかったが､熱狂的なファンの支持で映画化が決まった｡

果たして､『鈴木先生』は"第2のモテキ"となれるだろうか｡(伊原)