安岡力也、心不全のため死去 復帰目指すも最後は「俺、負けたよなぁ

歌手で俳優の安岡力也(やすおかりきや)が8日午前6時1分、心不全のため都内の病院で死去した。65歳だった。

安岡は2002年に肝臓を患い、その後、C型肝硬変、2005年に多発性肝膿胞症、2006年に手足が動かなくなるギラン・バレー症候群を発症。
2010年5月に一時復帰を果たしたが、同6月に肝細胞がんが判明。
余命1年の告知を受けたものの、がんと肝硬変の治療のため長男・力斗氏(26)から生体肝移植を受け、芸能界復帰を目指していた。

容体が急変したのは6日午前。
最高血圧が50台に低下するなど一時危篤状態になり、闘病生活で一度も弱音を吐かなかった安岡が、駆けつけた長男に対し、
「俺、負けたよなぁ」
と漏らしたという。
その後、持ち直して小康状態が続いていたが、8日に再び容体が急変し帰らぬ人となった。

東京都港区出身の安岡は、1964年に映画『自動車泥棒』の少年役で主演を務め、芸能界デビュー。
1966年にはグループサウンズ「シャープ・ホークス」のボーカルとして歌手デビューを果たした。

その後は身長187センチ、体重108キロの巨体と強面な風貌で多数の悪役を好演。
1970年より出演した映画『不良番長』シリーズでは独自の存在感を放ち、代表作のひとつとなった。

一方、1982年にはバラエティー番組『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)に、ホタテの着ぐるみを着た「ホタテマン」と出演。
ドスのきいた声とコミカルな動きのギャップで笑いを誘い、幅広い層から支持されるようになった。

なお、遺体は千葉県内の寺院に安置され、10日の通夜、11日に告別式が営まれる予定。
告別式は近親者のみの密葬で、喪主は長男・力斗氏が務めるという。(伊原)


関連ニュース
安岡力也42時間にも及ぶ大手術に成功! 長男の肝臓を64%移植!?
俳優・安岡力也、カムバックもつかの間。重度の肝臓病生体肝移植手術へ
注目ワード
【人物】
安岡力也
【キーワード】
安岡力也 訃報 死去 心不全 がん 復帰 映画 歌手 長男 芸能界 出演 告別式 肝硬変 力斗
【ニュースカテゴリ】

出産 破局 離婚 エンタメ 失言 ジャニーズ 熱愛 結婚 妊娠 不祥事 暴言
最新エンタメニュース



サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau