ディズニー映画｢白雪姫｣がまさかの大赤字! 日本でも上映打ち切り連発!

アメリカのディズニーが制作した実写版映画『白雪姫』の興行収入が伸び悩み､ついには上映を打ち切る映画館も続出する事態となっている｡

同作品は､公開前から物議を醸していた｡ヒロインの白雪姫役に起用されたアメリカ人の女優､レイチェル・ゼグラーは原作で描かれているような白い肌の女性ではなく､ラテン系アメリカ人｡肌の色はどちらかといえばアジア人に近い｡
また､彼女は劇中に登場する王子様について｢ストーカーのようだ｣と発言し､批判を浴びた｡原作への愛が感じられないキャスティングに､期待感は高まらなかった｡

アメリカのニュースサイトによると､グッズ販売も含めた総収益予想は2億9500万ドル､対して制作費や宣伝費などのコストは4億1000万ドルだという｡
赤字額を日本円に換算するとおよそ165億円｡国内配給の映画作品だと100億円超えしたら大ヒットと言われるのだから､この赤字額がいかにとんでもない数字かお分かりだろう｡

3月から日本国内でも上映開始となり､通常ならゴールデンウィーク期間がかきいれ時となる｡しかし5月には既に上映を打ち切っていた映画館が多数あり､子供を連れて映画館に来たものの作品を観れなかった家族もいたようだ｡

奇をてらったキャスティングが完全に裏目に出てしまった『白雪姫』｡ディズニーの歴史における数少ない黒歴史であろう｡(船越)