銀河鉄道999の主題歌をEXILEが歌い上げる!!

EXILEが､またしてもやってくれた。

まだ記憶に新しい､フジテレビ「めちゃイケ」とのコラボ企画「オカザイル」､ボストンレッドソックスの松坂大輔投手との「real world」PV共演に続き､さらに度肝を抜く異種コラボ作品をまたしても発表するのだ。

今回のコラボは､往年の名作アニメ「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」。

誰しもの耳になじみがあるだろうこの曲は､1979年に公開された劇場版アニメ「銀河鉄道999」の主題歌。

これが3月26日にリリースされるベストアルバム「EXILE CATCHY BEST」に収録される。

同時に現在放送中のキリンビール「麒麟 ZERO」CMソングとしてもお茶の間に流れているわけだ。

1970～80年代に青春を過ごした大人たちにとっては､まさに過去と現在がクロスオーバーするような感覚を受けるに違いない。それだけ､この「銀河鉄道999」が当時の子どもや若者世代に与えた影響は大きいのだ。

ここで､「銀河鉄道999」の名前は知っているものの､詳しく走らないという人のために少しだけ作品の解説をしよう。

この作品は､漫画界の巨匠・松本零士（まつもとれいじ=70）作のSF漫画。そこからテレビアニメ番組､アニメ映画へと育ち､当時の日本を代表する作品になっていた。

舞台は､銀河系の各惑星が「銀河鉄道」と呼ばれる宇宙空間を走る列車で結ばれた未来の世界。拾い宇宙で暮らす多くの裕福な人々は「機械の身体」に魂を移し替えて機械化人（サイボーグ）となり､永遠の生を謳歌していた。

しかし､その反面､貧しい人々は機械の身体を手に入れることができず､､機械化人たちに迫害されていた。

そんな中､主人公の星野鉄郎が謎の美女メーテルとともに､無料で「機械の身体」をくれるという星を目指し銀河超特急999号に乗り込んで旅をするという話だ。

ただでさえ感動的で心が震える作品なだけに､EXILEがかなで出す美しいハーモニーとの相性もばっちり。

アルバムが待てない人は､とにかく「麒麟 ZERO」のCMをチェックすべし！（古田鉄寿）