安穂野香というファイナルウエポンが人気獲得中!!
(06/03)

老若男女を問わず、「キモい」とか、「ウザい」とか、さまざまなネガティブ感情をもつのが人間。

いわゆる、お笑いの芸というのはそういうネガティブ感情を払拭し、愉快な気持ちにさせてくれるはずのものなのだが……安穂野香(あんほのか=46)はちょっと違う。

一言で言うならば……と、言葉を探してみても、その「一言」が出てこない。

なんせ、今までにないパターンの芸人だからだ。いや、芸人のように見えるのだが、本人は否定するかもしれない、「ミュージシャンだ」と。

安は通称「セーラー服おじさん」と呼ばれている。

その名前のとおり、どこか枯れた感じの老人が(まだ40代なのだが、どうしても枯れた感じに見えてしまう)セーラー服を着て、幸せをテーマにした歌をキーボードで弾き語り……申し訳ないが、これ以上「言葉」で安穂野香の芸風を語るのは不可能かもしれない。

個人的な意見を言えば、もしかしたらそのワールドの異常さは、ある意味鳥居みゆき(とりいみゆき)を越えているのではないかと思うほどだ。

安穂野香は、福岡県北九州市生まれで、3歳の時から愛知県へ。

中学校の音楽教師を経て、「ビートルズを超えるため」という動機でミュージシャンになることを決意し、教職を離れて音楽活動に専念。

愛知県名古屋市のセントラルパークなどで路上ライブを重ね、2004年に人間大學レコードから念願のCDデビューを果たした。

そして、今年「あらびき団」への出演がきっかけとなり、今、じわじわと認知度が増している強烈なキャラクターなのだ。

安穂野香の音楽の基本コンセプトは「山とセーラー服と音楽の融合」。 32歳の時に山登りをしていたら「セーラー服で歌いなさい」と山からお告げがあったからだとか……。

で、とにかくセーラー服姿で、歌う歌う。代表曲の「タンポポのマンボ」ほか「ナイスピース」、「サイア」、「もしか宇宙人に会えたら」など、ハッピー系ソングを歌ってはいるのだが、いかんせん見た目が……きつい。

しかし、そこはどんなキワモノでも珍しがられる日本の芸能界のこと。

「あらびき団」で話題になってから、しっかりとサクセスロードを歩みつつあり、YOSHIMOTO RandCからはDVDが発売されている。

ちなみに、1994年3月19日に行われた元X JAPANのギタリスト、hideの名古屋市民会館ライブで、客席からラジカセを抱えて飛び入り参加するという伝説も残している。

その様子はhideのライブビデオに収録されているというので、どーしてもヒマだったらチェックするのもいいかも。(古田鉄寿)


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安穂野香(セーラー服おじさん)
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