仲間由紀恵、ヤンクミ封印。「ごくせん」シリーズ打ち切り説が浮上!?

(08/13)

日テレの人気ドラマ「ごくせん」。10月放送が内定していた「ごくせんスペシャル（SP）」が延期どころか､見送りになってしまったという怪情報が浮上している。

「ごくせん」シリーズの存続危機説も､ささやかれているというから気が気ではない。このあたりの事情を「東京スポーツ」が報じている。

02年に放送された第1シリーズでは翌年SPとして「さよなら3年D組.…ヤンクミ涙の卒業式」が。05年に放送された第2シリーズでも同年に「同窓会スペシャル」が放送されている。

となると､6月28日に最終回を迎えた第3シリーズのスペシャル版にも期待がかかるのだが…。ところが､同紙によると､第3シリーズは､SP番組の企画が持ち上がりながら実現に至らなかったというのだ。

一番の理由は､スケジュールの問題。主演の仲間由紀恵(なかまゆきえ=28)が「どうしても時間が取れない」と言ってきたらしい。

「そこでスピンオフ的に､ほかのメンバーSP番組を収録する案も検討されたのですが結局､ヤンクミあっての『ごくせん』ということで､この企画自体が流れてしまったんです」（日テレ関係者）

SP番組を放送できれば､「ごくせん」第4シリーズにつながるし､以前から言われてきた映画化の話も前進する。そのために､日テレは仲間サイドに気を使ってきた。

「彼女に『24時間テレビ』のパーソナリティを依頼したのも､仲間に対する“ご機嫌取り”のようなもの。すべて高視聴率を稼げるキラーコンテンツを失わないために“行政対策”なんですよ」（制作関係者）

ところが､仲間にSP番組の出演を断られてしまった。それも聞くところによると､理由はスケジュールの問題だけではないようだ。

「もう､仲間はドラマのキャラクターである山口久美子（ヤンクミ）役に乗る気じゃないんです。そのキャラがしみついてしまうのを恐れている。ごくせん=仲間のイメージがつきまというと､他局からのドラマ主演オファーが来なくなってしまいますからね。“第3シーズンで終わりにしたい”が仲間の本音でしょう」（事情通）

仲間の意思は固く､新たなヤンクミを探すわけにもいかないだけに､「ごくせん」は､第3シリーズをもって打ち切られることになりそうだ。

「ごくせん」は「第3シリーズ」も平均視聴率22.8％を記録し､2008年春ドラマではトップ。しかし､オリコンの「ドラマ満足度ランキング」では第10位という低い結果に終わっている。確かに潮時といえるだろう。

｢24時間テレビ」では､嵐の松本潤（まつもとじゅん=24）をはじめ､KAT-TUNの亀梨和也(かめなしかずや=22)､赤西仁(あかにしじん=23)や小池徹平(こいけてっぺい=22)ら新旧生徒たちと共演が期待されている仲間。これがヤンクミの見納めになるのか？　(松野)