「ごくせん」、映画化決定！　仲間由紀恵“ヤンクミ”、いよいよ見納め！

(03/04)

女優・仲間由紀恵(なかまゆきえ=29)主演の人気ドラマシリーズ「ごくせん」（日テレ系）が今年7月に劇場版として公開されることが3日､同局より発表された。スポーツ各紙が一斉に報じた。

それによると映画の詳細は不明だが､3月28日に放映される「ごくせん卒業スペシャル'09」（後9時30分）の続編として製作されるもよう。

「ごくせん」は､任侠集団で育った熱血高校教師・山口久美子（通称ヤンクミ）が不良ぞろいのクラスで活躍する学園ドラマ。

02年4月にスタートした第1シリーズを皮切りに､これまでに第3シリーズまで放送された。最高視聴率は32.5％と特大ヒットを記録し､人気学園ドラマとして確固たる地位を確立。

これまでに松本潤､小栗旬､成宮寛貴（第1シリーズ）､亀梨和也､赤西仁､速水もこみち､小池徹平（第2シーズン）などが出演し､同作を機に一躍人気俳優の仲間入りを果たすなど､若手俳優の登竜門的な役割も担っている。

「卒業スペシャル」では､3年D組メンバーが卒業を前に2年D組と対立し大乱闘騒ぎを起こす姿を描く。さらに映画は､卒業した3Dメンバーと3年に進級した2Dメンバーが新たな騒動を巻き起こし､ヤンクミが最後の大活躍をする展開となるという。

2Dメンバーにはドラマ初出演となる「Kis-My-Ft2」の玉森裕太（たまもりゆうた=18）､入江甚儀（いりえじんぎ=15）ら次世代の若手俳優が集結することでも話題を集めそうだ。

すでにドラマの撮影に入っている仲間は「最後の卒業スペシャルになるかと思うと､うれしくも寂しくもある」と感慨深げ。映画化については「大変驚きました。締めくくりとしてどんな話になるのか､私自身も楽しみ」と期待を寄せる。

加藤正俊プロデューサーは「映画ならではのスケールの大きなストーリーとなる」と意味深予告。ヤンクミの最後の奮闘に､イケメン卒業生たちの豪華集結も期待せずにいられない。(松野)