佐藤かよが女を偽っていた辛すぎる過去の葛藤に涙!

佐藤かよが"女"を偽っていた辛すぎる過去の葛藤に涙!

モデル･タレントとして人気急上昇中の佐藤かよが1月19日放送のフジテレビ系『グータンヌーボ』に出演し､まだ自分を"女"として活動していた頃の心境を打ち明けた｡

同日のOAでは､佐藤かよとモデル界の先輩･長谷川潤､そして今最も注目すべき若手女優･大政絢の3人が恋愛トークを展開｡

佐藤かよは理想のデートを
｢お昼まではダラダラして夕方から出かけるデートがいい｡自分の買い物でもいいし､彼の買い物でもどっちでも｡｣
と､自身の実体験を踏まえて語り､何か嫌な思い出でもあったのか話しながら涙ぐむ場面も見せた｡

また､いざ男性と交際に進展した時には､
｢近づいたりとかは結構自分から行っちゃうかもでも何かサプライズ的なのも欲しいそこにのっかるように何かくれたら最高｣
と積極的に男性との距離を縮める傾向にあると明かした｡

率先して自らの恋愛観を長谷川潤･大政絢に投げかけていた佐藤かよだったが､ここから流れは一転｡性別を"女"だと偽い昨年カミングアウトした時の心境を語りだす｡

｢私は元々男の子だったのね､やっぱりファッションとかメイクって仕事が凄い好きで､だから潤ちゃんの雑誌とかも見てたし｡それを自分でやろうと思った時にどっかで､言ってなかったんだけど自分が男の子として･･･なんかゴメン､思い出しちゃう｡それが引っ掛かってて､だけど言わずにそれをやったことが凄くいい経験にもなったし､今カミングアウトしたんだけど､変わらずこうやって近くで見てくれる人がいて､支えてくれる人がいて応援してくれる人がいるからモデルを出来るんだなっていうのを凄く実感して･･･｣

戸籍上は男子ながら､心の中は完全に女性｡
本人にしか分からないであろうこの辛さを話している内に昔の自分を思い出してしまったのか､目からは涙がこぼれ出した｡

長谷川潤は佐藤かよがカミングアウトした瞬間をテレビで観ていたそうで､
｢ビックリ! たままた見てたんだけど､すごいねアレを見て感動して･･･｣
と思わずもらい泣きしてしまう｡

長谷川潤から見ても佐藤かよは女の子にしか見えないといい､実際面と向かって恋愛トークを繰り広げていても何一つ違和感は感じていなかった様子｡
｢何で言おうと思ったの?｣
と佐藤かよに尋ねると､彼女はこう説明した｡

｢カミングアウトするまですごい悩んだし､それまで友達にも言ってなかったから､反応がすごい怖くて･･･｡事務所に"あの子は男の子"ってメールが入って､社長に訊かれたんだけど違うと答えて､母親に相談したら『私にしか出来ないことってあるんじゃない?』って言われて･･･｣

最終的に苦悩に満ち溢れていた佐藤かよを救ったのは､母親からの一言だったようだ｡
現在は自分が男性であることをカミングアウトし心機一転再スタートを切った彼女｡
しかし若かりし頃負った心の傷は､一生癒えることはないようである｡

◆関連ニュース