元女優で東大大学院卒カウンセラー・石井苗子の壮絶人生!
日本テレビ系『24時間テレビ35』に出演して話題になった一人の女性がいる。彼女の名は石井苗子。1988年、TBS系『CBSドキュメント』でキャスターデビューを果たし、1990年代以降は女優としてドラマ・映画に多数出演。ドラマ『伝説の教師』や映画『釣りバカ日誌10』といった人気作品にも出演していた。その傍ら、1997年に聖路加看護大学看護学部に入学し、2002年からは東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻に進学。看護師・保健師・ヘルスケアカウンセラーの資格を取得して、東日本大震災被災住民支援プロジェクト「きぼうときずな」にも力を注ぐ。
女優として成功した石井苗子が何故43歳にして大学入学を決意したのか。その背景には、非常に複雑な家庭環境があった。TBS系『爆報!THE フライデー』で紹介されていた。
石井苗子は20代で両親を亡くし、妹と二人暮らし。ところが、妹は10代の頃から脊椎側湾症を患い介護生活を送る中、さらに将来寝たきりになってしまう恐れが高い筋萎縮症を患ってしまった。
妹を救いたいと思い大学入学を決意する。見事4年の歳月をかけて合格を果たした。勉学のため女優業の仕事を減らしたものの、学費も自ら稼がなければならなかった為、二足のわらじを踏むことに。当然ハードな生活が続き、勉学にも集中出来なかった。しかも周囲の学生は女優である石井苗子の名を知る20代の者ばかりで、一人浮いた存在で何度も挫けそうになったという。
両親が癌で亡くなった時、自分は何もしてあげられなかった。だからこそ、妹は自らの手で助けてあげたい。そういった強い想いが石井苗子のモチベーションだった。なんとか聖路加看護大学看護学部を卒業して東大大学院で慢性疾患の予防保健学を学んだ。しかし、肝心の妹が緊急入院して植物人間状態に陥ってしまった。
2010年、妹は輸血を外して自殺行為を図った。石井苗子は延命措置の継続か中断を迫られ、中断を選んだ。妹はそのまま命を落とした。「妹に何もしてあげられなかった・・・」悔しい気持ちだけが彼女の心に残った。
単身生活となった現在、石井苗子は都内のクリニックでカウンセリングを行ったり、東京大学医学部客員研究員として勤める他、月3回は被災地へ赴き現地の方々のメンタルケアを行なっている。
石井苗子が看護・カウンセラーの道を選んだ理由として、妹の病気以外に、かつて自分がマスコミから「不倫の挙げ句にストーカーの青年を警察に逮捕させた」と過剰な報道をされた事があった。途轍もないストレス障害に襲われながら「震えるほどの怒りは、バッシングに対してではなく、何もしないでいる自分に向けられていることに気がついた。」と、ストレスを違う方向に彼女曰く"逆噴射"させ、専門的学問を極める決意に至ったのだ。
最も助けたかった妹も、きっと天国で今の石井苗子の活躍を見守っているだろう。今日も彼女は多くの人々に救いの手を差し伸べている。
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