元AKB48佐藤由加理&川崎希が暴露! 今では有り得ない、厳しいルールを課された創成期!
今年3月までSDN48メンバーとして活動した佐藤由加理と、アパレルブランド「ANTIMINSS」を立ち上げた川崎希、互いに元AKB48の1期生である二人が、11月24日に放送されたBS朝日『極上空間』で久々の再会を果たし、創成期のAKB48について語り合った。

オーディション合格後、喜びに浸る間もなく翌日からレッスンが始まり、「1分でも遅刻したらクビ。来たくなければ来なくていい」と非常に厳しい環境下で指導を受けた。佐藤由加理にいたっては、静岡県在住だった為、即日に東へ状況を余儀なくされた。物件を探す余裕もなく、親戚が家族が経営するボクシングジムの更衣室が自宅代わりに。半年程は更衣室で寝泊まりした。昼間はジムの生徒が使用するので夜まで屋上やバイトで時間を潰す日もあった。

専用劇場がオープンして1期生の公演が始まると、ライブパフォーマンスよりもMCの内容を秋元康にダメ出しされる事が多かったそう。メンバー同士で過ごす時間が長くなりどうしても楽屋話や身内ネタに寄りがちだが、「身内だけ面白い話はダメだ」と叱られた。今は個々の知名度が上がり、身内ネタでも笑えるぐらいファンもメンバー情報を把握している。だが創成期は全く知名度が無く、身内ネタなど観客はほぼ誰も分からない。

メンバーに課せられた規則は他にもあった。「仕事が終わり帰宅すると家電からマネージャーに電話」「公演終了後メンバー同士でご飯を食べに行くのは禁止」など、管理が徹底されていた。川崎希はどうにかルールをすり抜けようと、一度携帯電話から掛けてみた。意外にもマネージャーにバレず、それから何度か自宅と称して携帯から連絡をしていたそうだ。

AKB48卒業してブランドを設立した川崎希は、グループ在籍時期から「社長になるにはどうしたらいいか」と頭の中で考えており、アイドル業に専念できていなかったため、卒業の道を選んだ。
2009年8月に開催されたコンサート『AKB48 104選抜メンバー組閣祭り』を知らず、佐藤由加理AKB48からSDN48へ移籍した経緯を詳しく知らなかったのも、彼女がAKB48よりも社長として成功したい意思が強かったことの象徴だ。それでも、佐藤由加理川崎希は互いに気兼ねなく思い出話を楽しんでいた。

昔と比べれば、現在の若手メンバーは拘束・規則が厳しくない環境下に身を置いているようにも思える。過去に逆戻りする必要はなくても、参考にすべき点は多いかもしれない。
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