錦野旦がバラエティー名物企画のヤラセを暴露! ｢俺も腑に落ちなかった｣

タレントの錦野旦が5月9日放送の関西テレビ『快傑えみちゃんねる』に出演した｡｢腹の底からなんでやねん｣というトークテーマで､1970年代から80年代に人気を博した｢芸能人運動会｣｢芸能人水泳大会｣でヤラセが横行していたことを暴露した｡

水泳大会で元アイドルの女性タレントとお笑い芸人が決勝へ進出､他もう1人と3人で優勝争いを繰り広げ､お笑い芸人が優勝｡ところが､1位の示す看板を持った女性が､アイドルのもとへ駆け寄り､｢決まりました! 1位は○○さんです!｣とアイドルの名前を発した｡

あまりに強引なヤラセに､そのお笑い芸人も｢なんで!? 俺が1位じゃん｣と不満を抱き､錦野旦も｢これでいいのかよ!｣と腑に落ちかった｡
権力を持った番組プロデューサーに逆らう事が出来ず､結局誰も文句を言えぬまま､OAでは負けたはずのアイドルが1位になっていたという｡さらに､収録後にプロデューサーに呼ばれ､｢お前たちの為にこの企画はあるんじゃない! アイドルのためにあるんだ!｣と説教されてしまった｡

視聴者の見る目が厳しくなった昨今でも､バラエティー番組でヤラセが皆無かと聞かれれば､無いとは断言出来ない｡相変わらず"台本""演出"に沿って内容が構成される事もある｡
"スター"錦野旦も､何十年も変わらないテレビ界の体質に嫌気が差しているのかもしれない｡

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