1ポンドの福音
[第8話]
耕作(亀梨和也)は日本チャンピオンの紅流星(桐谷健太)に試合を申し込んだ。勝てばアンジェラ(黒木メイサ)の借金50万円はチャラ、負ければ倍の100万円を返すことになる。紅のジムも対戦を受諾し、タイトルマッチが決定。聖子(小林聡美)は耕作にハッパをかけつつも、自分のジムからチャンピオンが生まれるかもと内心喜ぶ。耕作は借金のことは内緒のまま、タイトルマッチが決まったことをアンジェラに報告し、練習に励み始めた。03/01放送
ジムが一体になって盛り上がる一方、上田(岡田義徳)はボクシングを続けるべきかどうか、秘かに迷っていた。上田はそのことを三鷹(光石研)だけに告げる。
そんな中、紅が修道院に現れ、耕作と借金を賭けて戦うことをアンジェラに話してしまう。修道院長(もたいまさこ)や他のシスターたちはアンジェラが50万もの借金をしていたことを知って、驚いた。
アンジェラはジムに向かい、耕作に紅との約束を撤回するよう、頼んだ。彼女は自分には何もお返しすることができないと言うのだが、耕作はアンジェラが笑顔でいてさえくれたらいいのだと答える。だが、話しても無駄だと悟ったアンジェラは紅に頼むからいいと言って、彼のもとに行ってしまう。
紅は自分の恋人になってくれたら、耕作との約束をなかったことにしてもいいと言う。そこに耕作たちが飛び込んできた。すると、修道院長までやってきて、50万円を差し出し、これで全ての白紙にしてほしいと頼み込む。だが、紅は100万円奪えるチャンスなのだから、受け取れないと言って拒否。耕作も修道院長にまで迷惑を掛けたと謝り、改めて紅に向かって挑戦を宣言する。負けたらどうするのかと言うアンジェラに、耕作はリングに上がるのは自分だから黙っていろと声を荒らげた。
やがて、公開スパーと記者会見が開かれ、取材陣の質問は紅だけに集中。聖子に頼まれて仕方なく、試合への抱負を尋ねた記者に耕作は未来の奥さんであるシスターのために勝つと宣言し、失笑される。
その後、ロッカールームで紅は親の借金7億を返さなければならない自分が負けるはずがないと豪語。ホストだけやっていれば、とっくに返せたと言う紅に、耕作はなぜボクシングをやっているのかと聞くが、自分でも分からないと言われる。言われた耕作自身もなぜ自分がボクシングをやっているのか分からなかった。
計量を無事にクリアした耕作の前に、アンジェラが現れた。彼女は何か言いたそうだったが「頑張って下さい」とだけ言って、去っていく。そこに聖子たちが現れ、耕作はリングへ。石坂(高橋一生)を紅に見立てて、シミュレーションを始める。耕作が石坂を倒して、盛り上がっている頃、アンジェラは修道院長に、自分を遠方の修道院に移してほしいと頼んでいた。
そして、試合当日。石坂や児島(波岡一喜)がジムを出ようとすると、上田が荷物を抱えて現れた。彼がボクシングを辞めようとしていることに気付いた石坂はそんな辞め方は認めないと言うが、上田は耕作の試合を見たら続けたくなるからと言って、会場には向かわずに去っていってしまう。
アンジェラは修道院を去っていく頃、ついに耕作と紅の試合がゴング。耕作は見事に紅の顔面にパンチをヒットさせ、KO勝ちで新チャンピオンの座に着く。
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プロボクサー。ボクシングセンスは一流だが・・・
幼い頃から修道院で育ち、神に仕えてきた。・・・
ジムの会長の一人息子。ボクシングには全く・・・
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