赤い糸第10話あらすじ完全版

赤い糸

[第10話]

02/21放送

麻美（石橋杏奈）は敦史（溝端淳平）と待ち合わせをした喫茶店で自殺を図るが、敦史に見つけられて一命をとり止める。そして後日、敦史は麻美を連れて太田医師（鈴木浩介）のカウンセリングを受けさせる。その際、母・夏実（山本未來）の事も相談する。
太田医師は、自暴自棄になった夏実が自殺するかもしれないから、注意してあげるように敦史に伝えた。

いつもの喫茶店で芽衣（南沢奈央）と美亜（岡本玲）は優梨（鈴木かすみ）と会っていた。優梨は夏樹（柳下大）の子どもを妊娠してしまったことを知る。

優梨と別れた後、芽衣と美亜は不良グループとたむろするミヤビ（平田薫）の姿を目撃する。美亜はずっとミヤビのことを心配していた。美亜はミヤビに連中を付き合うことを辞めるように話すが、「あんな連中でも一緒にいてくれる」と、美亜の話を聞こうとしない。

それから数日後、いつもの喫茶店で優梨は夏樹と会う。しかし、夏樹は優梨の顔をまったく見ようとしない。そんな夏樹の様子を見た優梨は「妊娠は間違いだった」と夏樹に話すと、夏樹は一転、顔を上げて話し始めた。そんな夏樹の態度を見た優梨は、喫茶店を飛び出した。

追いかける夏樹に、優梨は「夏樹は自分の事しか考えていない」「私のことは心配じゃないの!?」と自分の思いをぶつけると、「もういい！」と言って走り去る。

その様子をガソリンスタンドでバイト中の敦史が見ていた。
夏樹から優梨を妊娠させてしまったことを聞いた敦史は「産まれてくる子どもは親を選ぶことができない」と、どこか悲しそうだった…。

一方、夏樹と別れた優梨は芽衣の家に来ていた。「一緒に産婦人科に行ってほしい」という優梨に、芽衣は「もう一度、夏樹と話し合ったほうがいい」と説得する。

その夜、芽衣は幸子（渡辺典子）に「何で私を育ててくれたの？」とたずねた。すると幸子は「春男さんとマチ子の子だったから…」と話してくれる。二人を見ていて始めて、子どもが産まれて人は大人になるんだと思ったと話す、幸子。自分の子と分け隔てなく育てたつもりだと言う。そんな幸子に芽衣は感謝の気持ちを伝える…。

次の日の下校時、芽衣と美亜は、昨日、優梨に話したことを打ち明ける。
「だって、何もなかったこととしてなんて付き合えないでしょ。夏樹と優梨にはそうなってほしくない…」芽衣の言葉に美亜は笑顔で肯いた。

次の日、下校途中で、芽衣と美亜はミヤビを見つける。美亜は意を決したようにミヤビに近づく。芽衣もそれについて行った。

ちょうどその時、張り込み中の警察官が不良グループのメンバーを取り囲み、次々と捕まえに取りかかった。それを見た芽衣と美亜、ミヤビは一緒に逃げることに…。
ミヤビは衣と美亜に「関係ないんだから行っていいよ」という。しかし、２人はミヤビを放っておけない。ミヤビに連れられて、３人は村越（松田賢二）のお店に逃げ込んだ。

ちょうどそこに、敦史と森崎（小木茂光）が夏実を捜しに村越の店にやってくる。敦史は夏実の所在をたずねるが、村越は「ここには来ていない」という。
敦史は芽衣に「こんな所にいてはいけない」と、一緒に帰るよう促した。

その時、部屋の奥から夏実が出てきて、夏実は芽衣を呼び止める…。

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