アタシんちの男子第1話あらすじ完全版

アタシんちの男子

[第1話]

04/14放送

峯田千里（堀北真希）は公園のダンボールハウスやネットカフェを渡り歩く、いわゆるホームレス少女。それだけでなく彼女は１億円もの多額の借金を抱えていた。
原因はダメ親父。突如失踪した父親・徹（鶴見辰吾）がギャンブルでこしらえた借金の連帯保証人にされてしまい、日々借金取りから逃れるために、ホームレスの道を選んだのだ。
そんな千里の味方はネットカフェの店員・豊（つるの剛士）だ。彼は千里の抱えている諸々の事情を知っている数少ない理解者だった。

そんな千里にいよいよピンチが訪れた。借金取りに追い詰められてしまったのである。
絶体絶命――その危機を救ったのは、日本を代表する玩具メーカー「ミラクル」社長の大蔵新造（草刈正雄）だ。
新造は借金取りに１億円の小切手を手渡して千里を解放させる。しかし、千里がほっとしたのもつかの間、千里は新造に「借金の肩代わりに妻になってほしい」と言い出したのだ。「自分の余命１ヵ月だから最後に側にいてくれる妻がほしい」というのだ。
困惑しながらも、１億円を返すあてもない千里は承諾してしまう。

――１ヵ月後。
新造が他界した。千里は新造の秘書・時田（山本耕史）に連れられて、新造の別宅・トリックハート城を訪れる。そこに「ミラクル」の顧問弁護士・響子（高島礼子）も登場し、「１億円を返済したとみなす条件として、３ヵ月間、新造の息子６人の母親としてこの城で一緒に生活すること」という契約を発表する。
新造は「ミラクル」の後継者候補として、長男・風（要潤）、次男・猛（岡田義徳）、三男・翔（向井理）、四男・優（山本裕典）、五男・智（瀬戸康史）、六男・明（岡山智樹）の息子がいたのだ。彼らは新造の実子ではない。すべて自分の後継者候補として養子に迎え入れた面々だった。

トリックハート城で、千里は長男・風以外の５人と顔を合わせる。風には放浪癖があって、ほとんど外で生活をしているらしい。
元々家族だと思っていない５人は千里を母親として認めるはずがない。
千里は城を追い出されてしまう。

「自力で１億円を返済しよう」千里が決意しているところに、翔がやってくる。
翔は兄弟たちが抱える闇を千里に話して聞かせる。みんな人を信じられなくなってしまい、自分の殻に閉じこもっているというのだ。

新造が息子たちの幸せを願っていたことを思い出した千里はある決意を胸に城に戻った。
そして、五男・智を強引に部屋から出すことに取りかかる。ずっと自室に引きこもっていた智に「一歩踏み出せば世界は変わる！」千里は説得した。
千里の言葉は智の心を動かす。こうして千里は智を自室から連れ出すことに成功した。

――しかしあと５人、問題児達が残っている。

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