アタシんちの男子
[第4話]
05/05放送

突然、『ミラクル』の社長秘書・時田(山本耕史)から、千里(堀北真希)は借金1億円の返済を迫られる。
ミラクル社が計画を進めていた新プロジェクト事業が中止に追い込まれそうなのだ。
顧問弁護士・響子(高島礼子)の持ってきた誓約書には「ミラクルが倒産した場合にはただちに1億円を返金すること』と書かれていたのだ。
さらに社長代理としてミラクルに尽くすことも書かれている――。
「明日のプレゼンテーションでスポンサーに向けスピーチをしてもらう」と、時田は千里に告げた。

そんななか、翔(向井理)の息子・力(丸山歩夢)が行方不明になってしまう。
離婚した妻・咲(浅見れいな)が連れて行ったのではないかと翔は疑ったがそうではないらしい。
それから暫くして、「力を誘拐した」という電話が入った。
犯人は、なぜか新造(草刈正雄)の発明したハイパワーボイスを使って、新造の声で電話をかけてきた。
犯人はなぜか身代金を要求せず、翔と咲に「広場に来るよう」命じる。

その時、ハイパワーボイスを明(岡山智樹)が持っていたことを千里は思い出す。
千里から詰問される明。しかたなく千里をある場所に連れて行くと、そこには力が隠れていた。

今回の誘拐騒ぎは、力自身が明に協力してくれるようお願いした偽装誘拐だったのだ。
翔と咲によりを戻してもらうために考えたらしい。

千里は国土(つるの剛士)に相談をする。
すると国土は、千里も協力してあげればいいのではないかとアドバイス。
そこで千里は明と力に協力することにする。

千里は翔の携帯電話に「二人乗りの自転車で移動しろ」とメールで指示を出す。
するといつもけんかばかりしている翔と咲が力のために一緒に自転車に乗って協力し合っているではないか。
家族探しって、こういうことなのかも――千里はプレゼンテーションの妙案が閃いた。
「イイこと考えちゃった♪」そういうと、千里は外へ飛び出して行った。
猛(岡田義徳)や智(瀬戸康史)たちも千里の話に乗ることになり、風(要潤)を除いた兄弟全員が参加して、偽装誘拐を成功させることとなった。

その後も、「仲良く笑っている写真を送れ」「カラオケ大会でデュエットを歌って優勝しろ」「卓球大会で優勝しろ」など、次々と翔へ指示を送った。
「力のため」そう考えた翔と咲は、嫌々ながら必死に頑張った。そして、頑張っているうちに2人の心は次第に解けていく。
その様子を千里はカメラで撮影。急いで編集作業に取り掛かる――。

一方、新プロジェクトのプレゼンテーションにギリギリ間に合った千里。
新プロジェクトのプレゼンでは、翔と咲の奮闘振りを見事に編集した“家族”をテーマにした映像を放映。
スポンサー達の心を掴み、プレゼンは大成功に終わる。

結局、力は咲と一緒に住むこととなり、翔は力の成長をずっと見守ることで一件落着する。
そして、翔はトリックハート城に戻って来ることになった。

5人が家族としてまとまりかけたとき――トリックハート城に風(要潤)が戻って来た。
風は5人の兄弟に「千里は金が入ってくるから、お前らの世話を焼いているだけだ」と言い放つ。

「本人に聞いてみな」そう言うと、風は千里を皆の前に立たせるのだった――。


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キャスト
峯田千里 / 堀北真希(ほりきたまき)
千里は20歳にして訳ありのホームレス少女。
幼い頃に母親を病気で亡くし、その後父・徹も失踪。
両親を失った彼女は、高校を卒業するまで親戚をたらい回しにされた過去を持つ。
そんな過去の経験から千里は“口でも力でも負けない勝気な性格”になった。
そんな彼女は高校卒業後に小さな工場に就職。一人暮らしを始め一気に幸せな暮らしが訪れたかと思われた…。
が、そんなある日、千里の元に借金取りが現れた。
実は、徹が一億の借金をしたというのだ。
勝手に連帯保証人にされていた千里。
20歳にして借金1億円!
アタシの人生これからどうなっちゃうのー!!!
しかしこのあと、千里は自分の人生が大きく変わるとびきり最大級の出逢いを迎えるのであった…。
大蔵優 / 山本裕典(やまもとゆうすけ)
人気ファッション誌専属のカリスマモデルとして女の子から超モテる男。
さぞかし女関係もイケイケなのかと思いきや、
実はこの大蔵優は…
“童貞くん”
だったのだ!!
仕事ではカッコいいのに、普段はシャイで人見知り。
女性が半径1m以内に近づくとパニックになる女恐怖症。
実は、初恋の時に、酷い仕打ちをされたことがトラウマになっているようだ。
そのせいもあって基本的に自分のことに対しては全く自信がない男なのである。
大蔵翔 / 向井理(むかいおさむ)
普段はホストとして夜の世界で働いている男。
何かあるたびにお店を転々としているが、ルックスと女を酔わせる話術で常にナンバー1のポジションにいる。
そんな彼は孤児院育ち。
一人で生活しなければならなくなった時、なんとか生計を立てようとこの世界に足を踏み入れた。
性格は明るくノリもいいが、実は超が付くほどの現実主義者で、
お金さえあれば何とかなると、稼ぐためだけに働いているといったところ。
大蔵猛 / 岡田義徳(おかだよしのり)
現役の暴走族だが、とにかく喧嘩に弱い男。
自分は弱いと知ってはいながらも、ついつい調子に乗ってしまう性格で過去に何度も痛い目にあっている。
もちろんその被害は大蔵家にも影響を与えており、
家ではトラブルメーカーとして扱われている。
そんな彼でも一応定職にはついており、
昼間にご自慢のバイクでバイク便のアルバイトをしている。
しかし、せっかく稼いだお金も酒とギャンブルに消えていく典型的なダメ男。
大蔵風 / 要潤(かなめじゅん)
不況の波に見事に乗り、年齢もそこそこに無職な男。
しかし本人は無職という響きを嫌い、あくまで自由人として毎日生活している。
この話を聞くといい加減な性格に思われるが、実は人一倍しっかりしている男である。
露天商として絵画の販売をしているが驚くほどセンスのなさにまったく売れない。
ではどうやって生活しているのか!?
モテるので、女性に食べさせてもらっている。
ある意味幸せといえば幸せな人生である。
生活には困らない(女性に食べさせてもらっている)。
首都圏の沿線すべてに女がいるという噂も。
千里と出会ってからは千里をしっかり支える存在へとなっていく。
大蔵智 / 瀬戸康史(せとこうじ)
現在は登校拒否の引きこもり高校生。
小さい頃、天才マジシャン少年ともてはやされて一躍時の人になったものの、
ある事件をきっかけに世間から誹謗中傷を浴び今の状態に至った。
何事も諦めている節もある。口が悪く、攻撃的な態度のときが多い。
家族であっても人と触れ合うのも嫌がり、人と話すときは基本的にパソコンを利用する。
大蔵明 / 岡山智樹(おかやまともき)
超頭脳派中学生。ネットでの株取引で生計を立てており、ハッキングもお手のもの。
兄貴たちに対しても常に上から目線の生意気少年である。
学校の勉強はレベルが低すぎると言ってあまり行きたがらない。
しかし実際はクラスメイトにいじめられているからという噂も…。
時田修司 / 山本耕史(やまもとこうじ)
玩具メーカー『ミラクル』で新造の秘書として働いている男。
秘書を務めるだけあってかなりの有能な部下である。
新造の死後は千里の世話係として大蔵家に関わることに…。
彼の穏やかな性格、優しい笑顔につい女の子は気を許してしまうが、なかなか一筋縄ではいかないタイプの男でもある。
小金井響子 / 高島礼子(たかしまれいこ)
新造の顧問弁護士を務めている女性だがその正体には謎が多い。
弁護士らしく冷静沈着で常に無表情だが、ルックスは美人で色気もあり“大人の女性”という表現がふさわしい。
しかし、響子のコンプレックスは恋愛。
超ガリ勉だった幼い頃に全く恋愛経験をしなかったことが原因である。
大蔵家の遺産の隠し場所を知る唯一の人物としてドラマの展開を大きく左右する女性となる。
国土豊 / つるの剛士(つるのたけし)
千里が通うネットカフェで働いているヲタ店員。
典型的なヲタで、千里を勝手に二次元アイドル化して惚れ込んでいるちょっと気持ち悪い男。
しかしそんな彼もヲタ界ではカリスマ的存在。
各ジャンルのあらゆるヲタから絶大な信頼を得ている。
基本的に千里言ったことには何でも従う男なゆえ、千里は情報屋として国土くんと関わりを持つことに…。
彼のいい性格といえば、何だかんだ困っている人がいれば、助けてしまうお人よしなところである。
真島平次 / 永山絢斗(ながやまけんと)
千里の通うネットカフェで働く新入りの店員さん。
国土からはいつも子分扱いされている。
一見ドライな性格にも見えるが、何事もツボに入るととことんハマってしまうタイプ。
千里にひと目惚れし、あらゆる場面でアプローチをかけるが、ちっとも相手にされていない。
が、それでも彼は全くあきらめなかった。
大蔵新造 / 草刈正雄(くさかりまさお)
玩具会社『ミラクル』を経営する会社社長。
幼少の頃から発明が好きだった新造は、
江戸時代から代々受け継がれてきた『からくり屋』を『ミラクル』に変更。
今ではゲームソフトの開発に乗り出している。
そんな仕事一筋の新造は仕事に打ち込むあまり、恋人を探し忘れるというちょっと変わり者。
子供がいなかった新造は、風を養子にとり、厳しく教育した。
だが、新造と性格が合わなかった風には後継者になる意志が生まれなかった。
そこで新造は跡継ぎ候補として、新たに5人の養子をとるが、
彼らも新造の変人ぶりに愛想を尽かしていくのであった・・・。
井上さん / 江口のりこ(えぐちのりこ)

西郷 / なすび(なすび)

ブリトニー / 浜田ブリトニー(はまだぶりとにー)

峯田徹 / 鶴見辰吾(つるみしんご)

田辺義男 / 田山涼成(たやまりょうせい)


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