ブラッディ・マンデイ
[第6話]
藤丸（三浦春馬）は抗ウイルス剤のありかを突き止めるため、生物科学研究所へ向かった。既に侵入していたテロリストに追われながらも何とか逃げ切った藤丸は、コンピューターのある部屋に到着。そこから、研究所のシステムをハッキングした藤丸は防犯カメラの映像にアクセスし、敷村教授（神保悟志）の居場所を突き止めた。11/15放送
敷村とともに研究所から脱出しようとした藤丸の前に、竜之介（田中哲司）が現れ、もうこの件には関わるなと命じた。藤丸は竜之介がテロリストの仲間になっていたことにショックを受けつつ、敷村と研究所を後にする。
警察の事情聴取が始まり、敷村は霧島（吉沢悠）に抗ウイルス剤などまだ完成していないと告げる。テロリストたちが勝手に誤解しただけだと言うが、霧島はその言葉を信じない。霧島はかつて敷村の助手を務めていた宗方（村岡希美）から、既に抗ウイルス剤が完成していることを聞いていたのだ。
その時、かおる（芦名星）が霧島に、ロシアの諜報員からの報告を告げに来た。数ヶ月前、ロシアでウイルスのありかを探っていた日本人科学者がいたという。ウイルスのありかを突き止め、テロリストたちに流したその日本人科学者とは敷村だろうと、霧島は追及。敷村もそれを認める。
敷村は抗ウイルス剤を国に明け渡す条件として、金と24時間体制での自分の警護を要求。霧島もその条件を飲んだ。
そんなやり取りを終えた敷村は回想する──日夜の研究の末、抗ウイルス剤の開発に成功した彼は、官房長官にそれを報告した。だが、ウイルスはこちらで処分するから、抗ウイルス剤などもういらないと言われてしまう。いずれウイルスの脅威にさらされる日が来るという敷村の言葉を官房長官は聞こうともしなかった。そこで、敷村は抗ウイルス剤の必要性を世に知らせるため、テロリストを使って自らウイルスをばらまくことにしたのだった。
敷村は抗ウイルス剤のデータを取り出すため、一人でパソコンに向かう。そこに、マヤ（吉瀬美智子）が現れ、彼に銃を向けた。
藤丸はかおるに家まで送っていってもらう途中、敷村の条件など飲まず、自分に彼のパソコンをハッキングさせてくれと頼む。すると、かおるの携帯に警察からの連絡が入った。彼女は藤丸にもうハッキングなどする必要はなくなった、敷村のパソコンを直接操作していいと告げる。敷村は殺されたというのだ。
警察に戻った藤丸は、敷村のパソコンから暗号を発見。抗ウイルス剤のありかを表すものと思われた。藤丸はその文字列がパソコンの製造番号だと気付く。メーカーのシステムをハッキングし、そのパソコンの持ち主が竜之介だと知った藤丸は驚いた。抗ウイルス剤のデータは藤丸の家にあるパソコンに入っている！ 彼は自宅へと急いだ。
その頃、Ｊ（成宮寛貴）も藤丸の家に向かっていた。宗方はテロリストの仲間で、警察の情報をＪに流していたのだ…。
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第1話
見た目は普通の高校生。
しかし彼の本当の姿は天才高校生ハッカーだった。
そんなある日、日本のテロ対策機関から極秘の調査依頼を受けた彼は、日本の運命をかけたテロと戦うことになる…。
弥代学院に通う藤丸の同級生。
常にクールな彼は物事を客観的に見抜く能力に優れており、藤丸がファルコンという名でハッキング活動をやっていることはすでに見抜いている。
藤丸も信頼のおける彼には事件解決に協力してもらっている。
テロ組織に所属し、ウィルステロを計画しているテロリスト。
藤丸が天才ハッカー・ファルコンだということを知った上で接近する。
弥代学院に教師として潜入し藤丸に接触しようと試みる。
彼女のパートナーは『J』
藤丸の父親で対テロ組織『THIRD-i本部』で副長を務めている。
後に殺人の罪を着せられてしまい、警察に追われながらテロ組織と戦うようになる。
以前に藤丸のハッキング活動を封印させたが、今回の危機に藤丸に協力要請をした。
THIRD-i本部で課員として活動している。
武闘派で武器担当。外見は強面だが女々しい点も多々ある。
THIRD-i本部で課員として活動。
元自衛隊隊員で、特殊部隊に所属していたかなりの武闘派である。
今回の騒動では、藤丸とその妹の遥の警護にあたる。
THIRD-i本部で課員として活動している。
竜之介の直属の部下で技術担当をしている。
THIRD-iの中では最も藤丸に近い存在で、彼をサポートしていく存在となる。
「THIRD-i」に所属し現場捜査官として働いている。
宝生の後輩であり、元警視庁公安部外事第三課で国際テロの担当をしていた実力派。
勝ち気な性格で恐れを知らず捜査に没頭する。
藤丸と同じクラスの女子学生で、新聞部の副部長を務めている。
新聞部のほかに陸上部にも所属しており、短距離走の選手として活躍している。
普段もしっかり者で周りからも頼られる存在。
実は藤丸のことが気になっているのだが、本人も自分の気持ちに確証が持てないでいた。
弥代学院中等部に通う中学2年生の藤丸の妹。
現在も腎臓病を患っており週三回の透析治療が欠かせない。
家族想いの優しい女の子である。
藤丸と同じクラスの生徒で新聞部に所属している女の子。
両親を亡くしてからは親戚の家で暮らしており、学費を払うために学校に内緒でアルバイトをしている。
もしこれが学校にばれたら学校を辞めさせられてしまうかもしれない。
弥代学院に通う中学2年生。カメラが趣味の彼は、趣味を活かして新聞部に所属している。
明るい性格でいつも周りを明るくするムードメーカーだが、KYなところがやや問題アリ。
正体が全く不明な男。過去に事件を起こしたことがあるというのだが、その内容も謎に包まれている。
どうやら事件に何か関係がある人物らしい。
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