雲の階段
[第1話]
04/17放送

人口500人に満たない離島の診療所に大怪我をした島民が運ばれてきた。
所長の村木(大友康平)は当たり前のように事務員の三郎(長谷川博己)を呼び、手伝いを命じる。
日ごろから木村に医学書を読むよう言われていた三郎は見事にやり遂げてみせた。

事務室では看護師長の節子(キムラ緑子)が医師免許もないのに医療行為かと愚痴をこぼしていた。

その後、三郎は手術器具を貸してほしいと言って部屋に探しに行った。
そこに看護師の明子(稲森いずみ)が現れ、研究熱心だとほめる。
だが、実は三郎はそれをボトルシップを作るために使っていたのだ。
村木が三郎に手術の助手を命じるようになったのもそれがきっかけだった。
手先が器用な彼のことを村木が評価したのだ。
三郎は1年前に島に来たが、その理由を語ろうとはしなかった。

帰宅した明子を薬剤師の洋平(萩原聖人)が待っていた。
洋平は島にこだわらずに東京で働きたいという夢を叶えてはどうかと言う。
洋平も東京から島に戻ってきたのだった。
そんな彼に亜希子はもうそんな歳ではないと答える。

翌日、村木は三郎に島民の往診を命じる。
節子は村木に異を唱えるが、自分以外の医師も必要だと言うのだった。

その日、診療所に盲腸の子供が運ばれてきて、ついに村木は三郎に執刀を命じる。
明子のサポートもあって無事に手術は終わるが、三郎は手の震えが止まらなかった。
その夜、三郎は明子を抱く。

翌日、村木は同僚の葬儀で九州へ向かい、診療所を三郎に任せた。
すると、診療所に東京から来た観光客の亜希子(木村文乃)が運ばれてくる。
急に腹痛を訴えて、苦しみ始めたのだという。

明子は亜希子の様子から子宮外妊娠ではないかと言い、三郎は医学書を調べる。
そこに、友人から連絡を受けた亜希子の父・雄一郎(内藤剛志)から電話が入った。
東京で医師をしているという彼は、三郎に娘のことを頼むと告げる。

そこに村木から電話が入り、その指示を受けながら三郎はオペを始めた。
一時は危うい状態になるが、無事に胎児も取り出し、亜希子も助かる。

雄一郎は再び三郎に電話を入れ、処置の経緯を尋ねると的確だと賞賛。
そんな雄一郎の電話を亜希子の婚約者で外科医の野上(青柳翔)が聞いていた。
野上は子宮外妊娠などあり得ないと言って驚く。

やがて、意識を取り戻した亜希子は三郎にお礼を言いつつも、助けなくても良かったとつぶやいた。
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キャスト
相川三郎 / 長谷川博己(はせがわひろき)
離島の診療所に務める無資格医。
鈴木明子 / 稲森いずみ(いなもりいずみ)
診療所の看護師。
田坂亜希子 / 木村文乃(きむらふみの)
東京の大病院の院長の娘。
田坂沙希子 / 優希美青(ゆうきみお)
亜希子の妹。
/ 青柳翔(あおやぎしょう)
/ 萩原聖人(はぎわらまさと)
/ 大友康平(おおともこうへい)
/ 内藤剛志(ないとうたかし)
/ 加賀まりこ(かがまりこ)
/ 多岐川裕美(たきがわゆみ)

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