南極大陸
[第5話]
11/13放送

1957年(昭和32年)8月。
白崎(柴田恭兵)を隊長として第2次南極観測隊が結成され、宗谷の改造が進む。

一方、倉持(木村拓哉)は、隊員たちにボツンヌーテンへ行く決意を告げていた。
雪上車が不調のため、倉持は星野(香川照之)に、犬ぞりで行かせてほしいと懇願。
氷室(堺雅人)は、そんな長距離を犬ぞりだけで行くのは無理だと反対する。
だが、星野はルートの調査は万全だから、行かせてあげようと言うのだった。

犬ぞりで行ける隊員の数は3人が限界。
倉持と犬塚(山本裕典)は外せないとして、後の一人が問題となる。
内海(緒形直人)はいい記事が書けそうだからとが参加を表明。
だが、倉持は天候のことに長けている氷室に同行してほしいと頼んだ。

氷室はそれを断るが、倉持は改めて依頼。
危険だと反対するばかりの氷室に、倉持はだからこそ一緒に来てほしいと言う。
それを聞いた氷室は仲間としてでなく、監査役としてついていくと告げた。

倉持と犬塚、氷室は、いよいよ犬ぞりでボツンヌーテンへ向けて出発。
吹雪の中、予定より3日も遅れた進行になった上、ルートも外れてしまう。
基地に無線連絡を取ろうとしても、電波が悪く、うまくつながらない。

そんな中、倉持は、小屋らしきものを発見。
中に入ってみると、それはクジラの残骸。かつてはそこも海だったのだ。
結局、3人は吹雪が収まるまで、その中で過ごすことにする。

そんな中、テツがどこかに走り去っていってしまう。
倉持は必ず帰ってくるはずだと言い、外にテツの餌を置いて待っていた。

数日経っても、倉持らはボツンヌーテンにたどり着くことができなかった。
ルートを確認しても、磁気の影響でコンパスが狂ってしまっている。
食糧は最低限しか持ってきてなく、氷室は引き返すべきだと倉持に言う。

翌朝、テントの外を見ると、そこにはボツンヌーテンがそびえていた。
ブリザードで見えていなかったが、既に到着していたのだ。

凍傷を起こした犬塚を置いて、倉持と氷室はボツンヌーテンに登頂。
世界初の快挙を成し遂げた。

目的を果たし、基地に戻ろうとした倉持たちだが、途中で氷室が氷の割れ目に落ちて骨折。
3人は何とか鯨の残骸までたどり着いた。
倉持はそろそろ雪上車も直って、誰かが迎えに来てくれるはずだと言う。
だが、ルートを外れている上に、食料も残りわずかしかなかった。

氷室が自分を置いて基地に戻れと言うと、倉持は激怒。
すると、そこにテツが戻ってきた。
それを見た倉持は自分たちの居場所を書いた紙を犬たちに基地まで届けさせようと考える。

その頃、日本では美雪(綾瀬はるか)は、倉持が残した置き手紙を読んでいた。
もし自分の身に何かあったら、いい人を見つけて幸せになってほしいという倉持の手紙に、美雪は涙を流す。

犬たちは基地へ向かう一方、内海たちは雪上車で倉持たちの捜索に向かう。
その頃、氷室はすっかり意識を失い、倉持が声を掛けても反応がなくなっていた。
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キャスト
倉持岳志 / 木村拓哉(きむらたくや)
第一次南極越冬隊副隊長で、横浜出身、東京・・・
高岡美雪 / 綾瀬はるか(あやせはるか)
岳志の義理の妹。岳志のことを慕い、日本か・・・
氷室晴彦 / 堺雅人(さかいまさと)
第一次南極越冬隊のメンバーで監査役。気象・・・
犬塚夏男 / 山本裕典(やまもとゆうすけ)
第一次南極越冬隊のメンバーで犬ぞり担当。・・・
白崎優 / 柴田恭兵(しばたきょうへい)
第一次南極越冬隊隊長。南極観測の総責任者・・・
星野英太郎 / 香川照之(かがわてるゆき)
第一次南極観測隊の副隊長で、第一次越冬隊・・・
古舘遥香 / 芦田愛菜(あしだまな)
古舘綾子の娘。父親を病気で亡くし、母の実・・・
古舘綾子 / 木村多江(きむらたえ)
古舘智大の娘。数年前に夫を病気で亡くして・・・
横峯新吉 / 吉沢悠(よしざわゆう)
第一次南極観測隊のメンバーで、通信担当。・・・
船木幾蔵 / 岡田義徳(おかだよしのり)
第一次南極観測隊のメンバー。設営担当。海・・・
古館亮 / 井上瑞稀(いのうえみずき)
古舘綾子の息子。父親を病気で亡くし、母の・・・

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