大奥～誕生有功・家光篇第3話あらすじ完全版

大奥～誕生有功・家光篇

[第3話]

10/26放送

有功（堺雅人）の部屋に家光（多部未華子）がやってきた。
家光は有功が素振りを1000回やり遂げたことを伝右衛門（内藤剛志）は褒めていたと告げる。
そこに小猫の若紫が近付いてきて、家光は可愛くて、亡くなった娘を思い出すと言う。

翌日、若紫がいなくなり、有功と玉栄（田中聖）が探すと、角南（戸次重幸）が可愛がっていた。
その夜、玉栄は角南が厠に行った隙に、若紫を刀で斬り殺してしまう。

若紫の遺体が見つかったと聞いた家光は、角南の刀を調べろと命じる。
村瀬（尾美としのり）が調べると、角南の刀には血痕が残っていた。
怒った家光は角南に斬りかかるが、有功がそれを制止する。

それでも気が収まらない家光から、春日局（麻生祐未）が刀を取り上げた。
その夜、角南は切腹を遂げる。

角南の棺桶が運び出されるのを見ながら、玉栄は秘かに笑みを漏らしていた。
さらに、角南が手打ちにされずに済んだのは、有功が家光を止めたからだと玉栄は大奥に広める。
角南は有功のおかげで、切腹して武士として潔く死ねたというのだ。
その噂のおかげで、大奥での有功の評価は高まっていく。

だが、家光は角南を斬ったほうが晴れ晴れしたと言う。
そして、巷で騒ぎになっている若い女性の髪を切られるという事件は自分の仕業だと告白。
好きで大奥などにいるわけではない不満を発散していると言う家光に、有功は説教する。

自分の部屋に戻った家光は憤慨し、春日局にとある指示を出した。

有功のもとに女物の着物が届けられた。家光からこれを着るようにとの命令だった。
玉栄は激怒するが、有功は落ち着いた様子で稲葉（平山浩行）に家光の過去のことを尋ねる。

家光こと千絵は、本物の家光が町娘を強姦して生まれた娘だった。
家光の死後、春日局の策略で千絵は両親を殺され、大奥に連れてこられる。
そして、家光の影武者として、男として生きるよう強要されたのだ。

そんなある日、千絵は武士（西尾季隆）に女だと気付かれ、強姦される。
千絵は武士を斬り殺したが、妊娠してしまい、その子供はすぐに死んでしまったという。

家光の深い業を知った有功は、女物の着物を持って彼女の部屋へ行く。
そこでは伝右衛門らが女装して踊り、家光を持てなしていた。

有功は家光の背後に回ると、手にしていた着物を彼女の肩に掛ける。
自分よりも似合っていると言われた家光は、涙を流して有功に抱きついた。

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