絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜
[第8話]
06/01放送

4係に再捜査の連絡が入った。それは「杉並事件」だった。再捜索の連絡が入り、思わず硬直する涼子(山口紗弥加)…。

「杉並事件」は2004年に起こった。
下校中に民自党・本谷(中根徹)議員の娘・翔子(志保)が誘拐されたのだ。

当時、刑事課長だった長嶋(北大路欣也)が捜査指揮するなか、犯人は72時間以内に身代金5000万円を用意することを要求する。

ところが、身代金受け渡し現場に犯人は現れず、必死の捜査の中、72時間という時間制限が過ぎてから翔子は発見されるが、死亡してしまう。じつは翔子を閉じ込めたロッカーには、72時間を過ぎると酸欠状態になるような装置が仕掛けられていたのだ。

その後の捜査の結果、浮かび上がってきた容疑者は2人。そこで翔子がプロファイリングを行い、そのうちの1人・仙道が重要参考人として取り調べるが、マスコミの報道で、仙道や、仙道の家族が追い詰められてしまう。あまりにひどい取材攻勢に、仙道は自殺してしまうが…その後、仙道のアリバイが立証され、無実が証明された。その後、事件は進展のないまま、未解決事件として残ってしまっていた。


ところが先日、医療刑務所に服役中の小栗(滝藤賢一)が「自分は杉並事件の犯人と名乗り出た」のだ。

小栗は翔子を志望させた特殊装置の設計図を書いて見せたほか、当時、犯人が残した手紙の筆跡と小栗の筆跡が一致したことから、4係が再捜査に乗り出すことになった…。

ポリグラフは小栗が犯人であることを示しているが、当時、犯人からかかってきた脅迫電話の声紋が一致しないことから、共犯者がいる可能性が高かった。その点を小栗に詰問するが小栗は「単独犯だ」と言い張った。


小栗の身辺を調査するなかで、元暴力団員・畑田(斉藤陽一郎)が浮上してくる。
畑田は取調べのなかで、小栗に「誘拐の手伝うよう」話を持ちかけられたことと、パートナーとなる人物が1人いたことなどを、供述した。そのパートナーの名前は小栗も知らないらしい…。

畑田の供述を元に、再度、小栗を取調べるが、その最中に病気が悪化し、亡くなってしまう。小栗が亡くなる前に言った言葉は「事件解決のヒントを言った」だった…。

小栗が取調べ中に死亡したことが世間に知れ渡ることを恐れた警察上層部は「世田谷事件」の捜査打ち切りを言い渡す。塚本、ユウキ(丸山智己)は猛反発するが、そんな彼らに長嶋は頭を下げるのだった。

――夜。なんと4係に翔子の母親・恵理子(宮田早苗)が「証拠品を見たい」と訪ねて来る。恵理子に応対した泉(上戸彩)は、恵理子の携帯の待ち受け画面が、翔子と同じことに気づく。

翌日、小栗が死亡した件が高峰を中傷する形で新聞に掲載されてしまう。

そんな中、小栗の取調べ画像を解析していた竹林(木村了)が、小栗の残した「ヒント」に気づく。

一方、泉は非番の日に、翔子や恵理子の携帯の待ち受け画面になっていた「夕日を撮影した場所」を探し始めた。その夕日が見える公園を見つけた泉は、公園にいた男(飯田基祐)に聞き込みを始める。その時、泉は男が「小栗は供述していた共犯者の特徴が書かれた紙」を持っていることに気づく。

その男の後を追う泉だったが、途中で見失ってしまう。泉は、現在の状況を4係に伝えようと電話をかけるが、途中で拉致されてしまう…。

07/12 次回予告


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キャスト
桜木泉 / 上戸彩(うえとあや)
特殊犯罪捜査班の巡査部長。正義感が強く、・・・
長嶋秀夫 / 北大路欣也(きたおおじきんや)
特殊犯罪捜査対策室室長の警視。捜査員たち・・・
瀧河信次郎 / 桐谷健太(きりたにけんた)
特殊犯罪捜査班の巡査部長。「歩くトカゲ」・・・
高峰涼子 / 山口紗弥加(やまぐちさやか)
特殊犯罪捜査対策室の犯罪行動分析係。犯罪・・・
倉田工 / 杉本哲太(すぎもとてった)
特殊犯罪捜査対策室の情報分析係係長。推測・・・
深沢ユウキ / 丸山智己(まるやまともみ)
警察一の頭脳を持ち、ノンキャリア組の中で・・・
大森沙英 / 北川弘美(きたがわひろみ)
過去の事件の解明に不可欠の、科捜研のリー・・・
竹林匠 / 木村了(きむらりょう)
特殊犯罪捜査対策室の情報分析係法、分析研・・・

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