ワタミ･渡辺美樹｢365日24時間死ぬまで働け｣社内文書流出で｢超ブラック｣の声!

自民党公認で参院選に出馬する予定のワタミ株式会社会長･渡辺美樹(わたなべみき=53)が､社内冊子で問題発言を繰り返していたことが分かった｡
『週刊文春』が報じている｡

同誌によれば､｢理念集｣と名付けられたワタミ社内冊子で､
｢365日24時間死ぬまで働け｣
｢出来ないと言わない｣
などと呼びかけていたという｡

この社内冊子は､渡辺が著書で､
｢ワタミの仕事すべてに直結し､根底で支えている思想の原点｣
｢この理念集を否定したときは､君たちにこの会社を去ってもらう｣
と綴るほどの重要文書なのだとか｡
この内部文書流出に､渡辺の事務所は､
｢渡辺が29年前に和民を創業して毎日社員のことを思いながら書いたものが､なぜ出てしまうのか､残念でなりません｣
と答えているという｡

ワタミといえば､言わずと知れた｢ブラック企業｣として有名だ｡
このレッテルを貼られた渡辺は､6月1日に『BLOGOS』で､
｢一方的にワタミグループをブラック企業と呼ぶことは､到底､受け入れられるものではありません｣
と嫌悪感を露わにしている｡
その根拠として､離職率の低さ･平均年収の高さ･時間外労働の少なさなどを挙げていた｡

しかし､2008年には入社2ヶ月の女性従業員が7日間連続の長時間労働に加え､月141時間に及ぶ時間外労働が原因で自殺している｡
女性の自殺翌年から昨年にかけては､時間外労働の上限を超えて従業員を働かせたとして､労働基準監督署から10件の是正勧告を受けた｡
さらに､アルバイト店員の勤務時間を一部切り捨て､正当な賃金を支払っていなかったとして､労働基準監督署の是正勧告を受けたことも｡

今回の内部文書流出を知った世間の反応は､
｢超絶ブラックだ｣
｢もう傷害罪だろ｣
｢まさに奴隷｣
と冷ややかだ｡

｢BLOGOS｣では優良企業だと主張して良い顔をして､内に向けては｢365日24時間死ぬまで働け｣と裏の顔をみせる｡
この体質こそ､ブラック企業といえるだろう｡(石森)

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