熊本地震報道でTBSが放送事故! 被災者のブチギレ映像を生中継!

4月14日に発生した熊本地震の最新情報を日々各テレビ局が総力をあげて取材を続けている昨今､東日本大震災同様もはや当たり前となっている震災報道について､被災者が苦言を呈する場面が生中継でOAされるハプニングが起きた｡

問題のシーンは､4月21日放送のTBS系『Nスタ』｡熊本県益城町の避難所を現地リポーターが中継していた時､背後から一人の男性が近づき､｢見せ物ではないんだよ! どっか行け! お前らの車邪魔だから退かせよ!!｣とリポーターに向かってブチギレた｡
同局は即座に中継を打ち切り､スタジオの映像に戻った｡堀尾正明アナウンサーが､｢中継を引き取ります｡ご迷惑になっているようですみませんでした｣と謝罪の言葉を述べた｡

このトラブルをうけて､TBS側は｢避難所について役場の担当者に許可を取り､ボランティアの受け入れについて放送を行っていました｡今後も被災者の方々のお気持ちに十分配慮しながら取材を続けてまいります｣とコメントを発表している｡

当該場所は､元々取材禁止であり､そのように通知がなされていたにも関わらず､TBSスタッフはリポーターやカメラマン総動員で乗り込んだため､現地の被災者が怒りを抑えきれず､ブチギレ騒動が起きたわけだ｡
もはやマスコミは被災地を取材する資格はない｡大人しく芸能ゴシップでも報じていればいいのではなかろうか｡(船越)