マジック界の革命児・セロの次のステージは「日本全土」！？

(06/03)

マジックの世界は､もはや戦国時代に突入したと言ってもいいだろう。

Mr.マリック（みすたーまりっく=59）をはじめ､Dr.レオンことヒロ・サカイなど､次々と地位を確立したマジシャンたちが活躍を続けている。

そんな中､日本で最も注目を集めているマジシャンといえば､間違いなくセロ（せろ=35）だろう。

モデル顔負けのルックスと､鮮やかな指使いで“マジック界の革命児”とも呼ばれるセロ。そのマジックは世界各地で高い評価を受けている。

セロの才能が開花したのは10歳の時。

興味本位で始めたマジックの才能が開花し､12歳でマジックキャッスルジュニアメンバーとなるという経歴を持っている。

19歳の1994年にはFISM横浜大会でイリュージョン部門1位を受賞し､現在では､パートナーのジェーンとともにアメリカ､アジア､ヨーロッパを中心に興行。

日本では2004年に「旬・通・雅　一歩先行く京都セロマジック！」で初登場。近年では､フジテレビのカスペ！「マジック革命!セロ!! 」シリーズが有名だ。

日本でもテレビ特番やDVDの中で､その驚がくのテクニックを披露し､多くの視聴者の目を釘付けにしてきた。

セロの魅力はそのルックスや甘い声､紳士的な物腰だけではない。

日本でブームとなったクロースアップマジックと一線を画した､セロ独自のワールドが何よりの魅力なのだ。

セロは､マジックをひとつのアートフォームと考えており､“ストリートマジック”と称して街行く人を呼び止めては､その場で華麗にマジックを披露する。

セロの手の中で道端の空き缶は中身を取り戻し､ペットボトルの水は一瞬で氷に変わる……まさしく逃げも隠れもできない場での奇跡を実現してしまうのだ。

そんな世紀の天才セロが､「テレビで見たストリートマジックをこの目で見たい」というファンからのリクエストに応えて､大観衆を前にホール公演を行うというから､こんな驚きの情報はないだろう。

セロのツアーは10月18日～13日の東京ドーム MEETS PORT内 JCB HALL（東京ドームシティ内）を皮切りに全国16会場で行われる。

■東京公演　10月8日～10月13日
■金沢公演　10月21日　石川厚生年金会館（ウェルシティ金沢）
■福井公演　10月24日　福井フェニックスプラザ
■大阪公演　10月28日､29日　梅田芸術劇場
■静岡公演　10月31日　静岡市民文化会館
■青森公演　11月4日　青森市民文化会館
■宇都宮公演　11月6日　宇都宮市民文化会館
■福島公演　11月7日　福島県文化センター
■新潟公演　11月10日､11日　新潟県民会館
■富山公演　11月12日　富山オーバードホール
■名古屋公演　11月14日～16日　愛知県芸術劇場
■松本公演　11月18日　まつもと市民芸術館
■山口公演　11月21日　周南市民文化会館
■福岡公演　11月23日､24日　福岡市民会館
■広島公演　11月26日､27日　広島ALSOKホール
■沖縄公演　12月2日､3日　沖縄市民会館

気になる公演チケットは東京公演分（6月7日発売）から順次発売されるぞ。（古田鉄寿）