三船美佳、「娘への子守唄禁止」を脱出してシンガーデビューへ！！

(11/12)

三船美佳（みふねみか=26）といえば､故・三船敏郎の娘であり､ロックアーティストの高橋ジョージ（たかはしじょーじ=50）の妻として知られている。

しかし､あくまで本人にスポットをあてると､その姿はタレントなのかシンガーなのか､アイドルなのか､実は今までよくわからないポジションだった。

そんな､三船が念願のシンガーデビューを果たしたのだ。

三船が歌うのは､映画『映画 Yes!プリキュア5 GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪』の主題歌「Birthday Party」。

夫・高橋のバンドの全面バックアップを得たほか､曲の最後には愛娘の蓮音（れんおん）ちゃんの故コーラスまで収録された､三船らしい家族ぐるみの楽曲だ。

「こんなすてきな形でデビューできるなんて。夫の仕事に参加できてうれしかった」と喜びを爆発させた三船は､「改めて夫がすごいミュージシャンだと尊敬してしまった。歌作りは夫婦円満に役立ちますね」とおのろけも忘れない。

実は､今でこそシンガーデビューした三船も､歌は決して得意分野ではなかったという。

「子どもの絶対音感を壊したくない」という理由で､高橋からは子守唄禁止のお達しが出ていたというから､筋金入りの音痴かと思われていた。

「その代わり､ジョージさんの子守歌を聞かせていた。おかけでうちの娘は音程がしっかりしている」

ちなみに､『映画 Yes!プリキュア5 GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪』は人気テレビアニメの映画シリーズ第5作目。

プリキュア5人がお菓子の国で大冒険を繰り広げるオリジナルストーリーで､映画だけの限定キャラクターも多数登場するという､ヒット間違いなしといわれている作品だ。

そもそもどうして三船が主題歌を担当することになったかというと､蓮音ちゃんが同作のファンであることなどから高橋ジョージのプロデュースが決まったから。

「主人のフィールドで仕事ができたのはうれしい。娘の音感を育てるため､子守歌も禁止だったのでこれで歌を聴かせてあげられる」と喜ぶ三船。

もしかしたら､シンガーデビューそのものよりも､娘に歌声を聞かせられるほうが嬉しい出来事だったりして。（古田鉄寿）