大谷翔平の試合映像を日本テレビだけ放送できない裏事情とは!?

米大リーグのロサンゼルス･エンゼルスで"二刀流"の活躍を見せている大谷翔平｡投手として出場したかと思いきや､ローテーションの間には打者として4番に起用されるなど､まさにベイブ･ルースの再来と称されるに相応しい､唯一無二のプレイヤーだ｡

開幕戦から､各局速報を流すなど詳細にプレーの様子を伝えているが､その報じ方には大きな差がある｡TBS系『ひるおび』は､出演者から｢これって野球番組?｣とツッコまれるほど､1時間以上にわたり大谷翔平の活躍を紹介する日もあった｡かたや日本テレビ系の報道番組は､映像はおろか殆ど触れない日もある｡

どうして日本テレビは､あまり大谷翔平の試合を取り上げないのか｡その理由を､『デイリー新潮』が報じている｡
｢テレビ局はメジャーリーグの放映権を代理店と契約しますが､日テレは契約していないため映像が使用できないのです｡今に始まったことではなく､田中将大やダルビッシュの頃からですので5年以上経つ｡放映権を得ると､年間数試合の中継とニュース等で映像の使用ができるのですが､金額が年に数億円と高く､各社悩みどころだったのです｣(テレビ局員:デイリー新潮)

開幕したばかりの頃は､世間も高い関心を寄せるが､段々と話題性は落ち着き､毎日紹介するとむしろ飽きられる恐れもある｡それだけに､高額な年間契約料を支払う価値があるかは微妙なところ｡大谷翔平の試合映像が視聴率に貢献することはほぼ間違いないが､日本テレビの判断もあながち間違いとは言えない｡

日テレ広報部は､大谷翔平の試合放映権について､｢当社は番組の制作過程についてはお答えしておりません｣と答えている｡

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