滝川クリステルにフジ局内は真っ二つ! ｢宮根誠司とは水と油｣という意見も!

4月より新たにスタートしたフジテレビ系情報番組『Mr.サンデー』｡
初回こそ9.9%と視聴率が振るわなかったものの､2回目は12.3%､その後も11.8%とまずまずの数字を出し､日本テレビ系『おしゃれイズム』など裏番組も強力な中検討している｡

番組スタート前から懸念されていた､宮根誠司と滝川クリステルの溝に関しても､｢宮根家のギモン｣というミニコントのコーナーなどで序々に距離を縮めようと図っていると感じられる｡

そんな中､5月15日に放送された『新･週刊フジテレビ批評』で､フジテレビ番組審議会が『Mr.サンデー』について委員間で意見交換を行っている様子が放送された｡

それによろと､テレビ局関係者のみならず各界の著名人も交えて構成された番組審議会では､賛否両論に意見が分かれているようだ｡
以下が､各出席者の『Mr.サンデー』初回OAを見た上での率直な感想･意見である｡

◇国際オリンピック委員会委員岡野俊一郎
｢一番始めに感じたのは､宮根さんと滝川さんが合わない｣
｢宮根さんが言葉でポンポンリードしているのに対して､自分を意見を言うにしても全部(台本やカンペを)見ながらという感じでチグハグな感じがしました｡｣

◇社団法人ACジャパン相談役寺尾陸男
｢宮根さんというのは､話術と笑顔を含みながらさりげなく斬りまくる｣
｢彼を起用したというのは､僕は大変新鮮な感じがしますね｡そのお相手に滝川クリステルさんですか､水と油みたいですよね｡合わないのは決まってる｡それを組み合わせたという所がフジなんですよ｣

◇脚本家大石静
｢企画物はセンスが良いと思ったのですが､それが上手くいっているかっていうと､そうでもない｡でもこういうのは何度も何度もやって練っていけばいい物になっていくんじゃないかなっていう気はしました｡｣

◇弁護士梓澤和幸
｢この番組はエンターテイメントなのかニュースワイドなのか｡宮根さんとクリステルさんの家庭生活ですか､そういうのまで別に演出しなくても､あそこでウソをやっていると全体もウソになってきちゃうんじゃないかな｡｣

◇番組プロデューサー･内ヶ崎秀行
｢バラエティーなのか情報番組なのかということで言えば､情報番組のスタイルでやっておりまして､人々の身近な視点･興味にうまく応える形でニュースを選んでいくということが､基本的な編集方針です｡
バラエティーという指摘もございましたが､そういう風に見えたのであれば大きく反省して番組の軸足をハッキリさせて視聴者に安定して楽しんでもらえるような番組作りをしていきたいと思っています｡｣

上記の面々は､勿論テレビの専門家ではない為､一視聴者という立場も踏まえた意見を述べている｡
"情報番組"でありながら､コントを取り入れ笑いの要素を含め"バラエティー色"を出した点や､やはり宮根誠司と滝川クリステルの相性の悪さを指摘する声も見られたが､全体的にはまだ始まったばかりであり温かく見守っていこうというスタンスの人が多かったようだ｡

『Mr.サンデー』といえば､沢尻エリカの離婚､そして蛯原友里とILMARIの結婚と2週連続に渡りスクープをブチ抜き､5月16日放送分では格闘家･石井慧の結婚をスクープする予定だったが､一部週刊誌に先を越され､急遽番組内容を変更したという｡｢リアルライブ｣によると､

｢北京五輪の柔道金メダリストで総合格闘家の石井慧の結婚をすっぱ抜いて､3週連続スクープでぶっちぎる予定だった｡ところが､先週発売の一部週刊誌に『ミヤネがスクープする石井の結婚』と書かれてしまい､石井の所属事務所はあわてて一部スポーツ紙に石井と現役女子大生の夫人の2ショット写真をリークした｡そのため､宮根アナの番組はトップネタがなくなり､急遽､15日に宮根と滝クリを沖縄に派遣し普天間問題のリポートをさせた｣(フジテレビ関係者:リアルライブ)

怒涛のスクープ攻勢は絶たれてしまったが､普天間基地問題を肌で感じるというこれまでとは違った手法で､視聴率は低下することなく､ようやく一定の視聴者層を獲得出来てきたのではないかと考えられる｡

何かと難癖を付けられる宮根誠司と滝川クリステルだが､今後滝川クリステルは"第二の丸岡いずみ"となって新境地を開拓出来るか､期待したい｡

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