「24時間テレビ」はるな愛のマラソンを巡り、"アノ人達"から苦情殺到!
8月28日〜29日にかけて放送された、第33回目となる日本テレビ系『24時間テレビ
チャリティーマラソンランナーを務めたはるな愛も、無事放送時間内にゴールへ到着。ゴール手前から母親に手を握られ共にゴールする姿に感動した視聴者も多かったのではないだろうか。

そんな中一部視聴者は、はるな愛マラソンに挑戦したこと、さらには番組全体の構成にも大いに不満を感じているという。『秒刊サンデー』が報じている。

番組への怒りを募らせているのは、はるな愛と同じ境遇のいわゆる"同性愛者"。
史上初のニューハーフランナーということで話題となった今年のチャリティーマラソン
しかし、そもそもニューハーフランナーを走らせた目的は何だったのか、という所から話はスタートする。

同性愛者の人達からすれば、"性同一性障害者"に対する扱いと、"同性愛者"に対する扱いが異なるとし、"同性愛者"はどこかキワモノ的存在とするテイで番組が進められていたこと、さらに、TOKIO山口達也国分太一がドラマ『同窓会』に出演していた時のVTRを流し、トランスジェンダー(=性別越境者)の女性役を演じていたのだが、それを見てスタジオで爆笑する出演者の映像にも、不快感を覚えたようだ。

また、別の視聴者は、はるな愛マラソンスタート直前、父親が応援に駆け付け"サプライズ"で背中に大きく"賢示"と書いた野球のユニフォームを差し出し「これを着て走って」と話しかけたがはるな愛はこれを拒否した一場面に対して、父親の鈍感さに嫌味を感じた模様。
「男に戻ることを半ば強要するような発言」だとし、父親を批判した。

さらに過激な者は、放送倫理機構(BPO)に意見を投稿したそうで、
「山口氏は終始大きな笑い声を出すことでそのような性のあり方が"恥ずかしいもの"であるというメッセージを発していたと思いますし、そのような態度は他の出演者にも多く見られました。(中略)はるな愛さんのような生き方を"恥ずかしいもの"とするようなメッセージを発しながら、彼女に長い距離を走らせるというのは、セクシュアルマイノリティを尊重しないまま利用するだけの態度です。」(一部抜粋)

といった内容で、自らの意見を番組制作に反映させて欲しいといった想いから、このような行動に出たという。

確かに、番組放送前から、「化粧が落ちてすっぴんになる可能性がある」など、どこかはるな愛を小バカにするような発言・報道があったことは事実。
視聴者へ感動を届ける同番組の趣旨と、番組構成・出演者の発言等が矛盾している部分が大いに目立ったことで、"同性愛者"の人達は憤慨してしまったようだ。

とはいえ、今年大ブレイクしたマツコ・デラックスは、
「私たちみたいな人がテレビに出てきて、もっとキワモノ扱いされると思ったら意外と受け入れられてしまった」といった趣旨の発言をしており、同じ境遇の者でも、ヒッソリと暮らすべきだと自認している人もいると思われる。

兎にも角にも、無事感想し今後しばらく出演オファーが殺到するであろうはるな愛
同志からの意見が反映され、はるな愛の扱いに変化が現れるかどうかにも注目していきたいところだ。
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