ピース･又吉直樹は何故ずっとロン毛なのか!?

お笑いコンビ･ピースで一般的に"イケメン"と称される綾部祐二と､対照的に"死神""不気味"など暗い人物として扱われることが多い又吉直樹｡

彼の陰気っぷりは警察の目にも止まり､今までに何度か職務質問をされた経験があるほど｡
｢危ないものとか持ってないですよね?｣｢職務質問なんですけどいいですか?｣と声をかけられ､ブレイク後では職務質問してきた警官から｢あっ! よく職質される人だ!｣と言われるぐらい有名になった｡

しかし最近になると､｢又吉直樹はカッコいい｣と評する声が頻繁に聞こえてくる｡
誰もが認めるオシャレボーイであり､読書を嗜むため文才も抜群｡学生時代はサッカー部に所属し大阪府代表として全国大会に出場した実績も｡
実はセクシーな顔立ちも､女子のハートを掴む要素の一つだろう｡

又吉直樹をイケメンだと言う声は男女問わず増えており､となるとパッと見の不気味さを醸し出している彼のロン毛が本来の男らしさを邪魔していると思ってしまうのだ｡

お笑い芸人達を全くの別人に変身させる企画､テレビ朝日系『ロンドンハーツ』の｢奇跡の1枚｣(8月30日分)に出演した又吉直樹は､生田斗真風のイケメンに大変身｡
特徴的なロン毛はカツラで隠したその姿は､スタジオにいた他の芸人からも絶賛｡
とここでロンドンブーツ1号2号･田村淳が｢なんでロン毛なの?｣と質問した｡

彼は､｢元ガンバ大阪の礒貝選手に憧れて｣と礒貝洋光の名を挙げた｡
現役引退後プロゴルファーに転身してすっかり当時の面影を失っているが､現役時代はロン毛のパーマがかった髪型｡
"早熟の天才"と言われ､又吉直樹がちょうど中高生だった頃､スター選手として活躍したプレイヤーである｡

大阪府出身でサッカーを愛した少年が､当時のスーパースターに憧れたという至って自然な話なのだが､そのロン毛が自分の魅力をかき消しているのだから皮肉なもの｡
又吉直樹本人はロン毛を止める気はサラサラ無い様子｡

小学生時代から輝かしい実績を獲り続けながら､日本代表には二試合しか出場できず"未完の大器"とも呼ばれた礒貝洋光と同様､彼もまたイケメンと呼ばれぬまま芸人人生を歩み続けるのなら､一人の男としてはなんとも勿体無い話だ｡

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