SMAP･中居正広と今井雅之はシカト､撮影中に大喧嘩を繰り返す犬猿の仲!?

強面俳優･今井雅之が7月3日放送の『ナカイの窓』に出演｡今だから話せる､SMAP･中居正広との確執について赤裸々に語った｡

2人は1995年､中居正広の初主演ドラマとなった『味いちもんめ』で共演｡この時22歳だった中居正広にとって､今井雅之はものすごく怖い存在だったそう｡中居正広は､｢挨拶してくれないからね｡『おはようございます』て言ったら､『何だよ､チェッ』てすぐ舌打ちするの｡連続ドラマ(の撮影を)4ヶ月間やってて､3ヶ月間一言も喋ってくれない｣と明かした｡

これに対して今井雅之は､｢違う｡1番初めの印象が良くなかったのよ｣と反論｡彼いわく､本読みの際に中居正広が適当にセリフを言う姿が頭にきたという｡

最初の出会いでつまずき､仲を悪くしてしまった中居正広と今井雅之｡2人は撮影中､毎日のように現場の空気を悪くし､1度だけマジゲンカに発展したこともあるのだとか｡

それは､今井雅之が中居正広の顔にコップ1杯の水をかけるシーン｡普通ならやさしく放物線を描くように水をかけるのだが､今井雅之は違った｡大嫌いな中居正広の顔面目がけて思いっきり水を浴びせたのだ｡そして2人は大喧嘩｡この時の様子は実際にオンエアされており､『ナカイの窓』でも紹介されたがかなり激しいもの｡中居正広は眉間にシワを寄せて今井雅之をにらみながら､｢表出ろぉ～っ｣と言い放った｡

こんな様子で撮影が行われていた『味いちもんめ』｡主演の中居正広は現場のため､｢プロデューサーに5話で今井雅之を殺してくれって頼んだ｣ほど｡これを断られた中居正広は､｢長期入院っていうのはどう?｣と引き下がらなかったというから､彼の必死さが伺える｡

結局､今井雅之降板作戦が失敗に終わってしまった中居正広｡しかし撮影を1ヶ月残した頃､何と2人は奇跡的に仲直り｡一体2人の間に何があったのだろうか｡

当時､アイドルが嫌いだったという今井雅之｡仲直りのきっかけは､中居正広が控え室で､｢今井さんアイドル嫌いなんでしょ?｣と切り出したこと｡今井雅之はこれに対して､｢オレは役者一本でやってんねや｡お前(歌ったり)いろんな職業あるやん｣と､覚悟の違いが嫌う大きな理由だと説明｡今井雅之が中居正広からの反論を待っていたところ､中居正広から返ってきたのは意外な言葉だったという｡彼は､｢歌下手なんだよね｡マイク入ってないんだよね｣と告白｡続けて､｢オレはトークでやりたい｡オレはいつか､さんまさんとタモリさんとビートたけしさんと､タメで､絶対ここ(トークの腕)でやっていきたい｡記録に残るより記憶に残る人間になりたい｣と胸の内を正直に語ったそう｡

この強い気持ちに心打たれた今井雅之は中居正広と和解｡2人はこの後すぐに飲みに行き､親交を深めて大の仲良しになったとのこと｡

今では夢を叶え､さんまやタモリらと肩を並べてトーク番組をこなしている中居正広｡彼の姿を誰よりも誇らしく見ているのは､もしかしたら今井雅之なのかもしれない｡

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