相棒season7
[第6話]
タイトル戦最終日を迎えた棋士・西片(水橋研二)の遺体が対局の行われる旅館で発見された。飛び降り自殺とも思われたが、部屋が荒らされており、殺人事件の方向で捜査が進む。11/26放送
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が捜査を始めると、賭け将棋で金を稼いでいる大野木(松田賢二)が事件前夜に西片のもとを訪れていたことが判明。だが、防犯カメラの映像によると、大野木は西片の死亡推定時刻以前に旅館を去っていた。
タイトル戦は3勝3敗で最終局を迎えていたが、第1局で西片は二歩という初歩的なミスで反則負けをしていた。右京と薫はその対局を取材していた記者の畑(蟹江一平)に話を聞く。畑はかつて奨励会に所属していて、西片とは同期。大野木もやはり同期だった。二人はプロ入りのかかった大会に敗れ、西片だけがプロになったのだという。
続いて、右京と薫は大野木を訪ねていく。大野木はタイトル戦第1局の前夜に西片に電話し、最終局前夜に訪ねていったことを認めた。だが、久々に顔を見ただけで感無量になり、何も言えずに帰ったという。
右京と薫はかつての棋譜を調査。そこに、西片と大野木の対局の記録を見つける。大野木は西片との対局を前に既に負け越していて、プロになれないことが決まっていた。二人の対局は西片の勝利。だが、その結末を見て右京は驚く。今回のタイトル戦第1局の西片と同じ二歩で、大野木が反則負けをしていたのだ。西片をプロにするため、大野木がわざと負けた可能性があった。大野木はそのことをネタに、西片を脅しに来たのではないかという疑惑がわく。
その後、右京と薫は西片の遺体のそばに10円玉が2枚落ちていたと、鑑識から聞く。神経質で匂いにも敏感な西片が、消臭のために靴に入れていたものと推測された。だが、なぜ靴の中でなく、遺体のそばに落ちていたのか──右京はある推理をした。
右京と薫は再び、畑を訪ねる。右京はそこで西片は自殺だったのではないかと言う。畑が殺人事件であるかのように偽装したというのだ。畑はそれを認め、告白を始めた。
最終局前夜、畑は西片から屋上に来るよう電話を受けた。畑が行くと、西片は飛び降り自殺していて、屋上には靴と遺書があった。
遺書には大野木がわざと負けてくれて、プロになれたことに、ずっと罪悪感を抱いていたと書かれていた。そして、第1局前夜に大野木から電話を受けて、激しく動揺。このタイトル戦を最後に引退し、全てを公表しようと考えていたという。
だが、最終局を前に大野木が現れ、ますます罪悪感を募らせた西片は自ら命を絶つ。大野木との八百長に関しては、畑が記者として世に公表してくれとつづっていた。畑は西片の名誉のために全てを隠蔽すべく、偽装工作をしたのだった。
だが、大野木は八百長などしていなかったと告白。純粋にミスをしただけだという。最終局前夜に西片を訪ねたのも、本心から彼を応援したかったからだった。だが、感極まって何も言うことができず、誤解した西片は命を絶ってしまったのだ。
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キャスト
杉下 右京 / 水谷豊(みずたにゆたか)警視庁組織犯罪対策部で特命係係長を勤める男。
東大の法学部を卒業後に単身渡英。
帰国後、国家試験に合格して警察庁に勤めることとなった。
難解な事件の解決には必要不可欠な存在だが、切れ過ぎる頭脳と何を考えているのかがサッパリ分からない性格が災いして「変人」扱いされている。
亀山 薫 / 寺脇康文(てらわきやすふみ)
警視庁組織犯罪対策部に勤める特命係員。
自ら事件を解決してやると意気込みだけはするのだが、結局は杉下右京の頭脳に頼ってしまう。
お人好しで、腰が重いわりには口が軽く、秘密といわれていることもすぐに口に出して言ってしまう困り者。
亀山美和子 / 鈴木砂羽(すずきさわ)
亀山薫と同じ大学の出身で、その頃から大学の新聞部に所属していた。
卒業後に帝都新聞・社会部に所属。警視庁記者クラブに属し数々の事件を追ってきた記者である。
その後、帝都新聞社を離れフリー記者となり、今も事件を追っている。
薫と結婚してからは仕事を続けながらも夫を支えている。
宮部 たまき / 高樹沙耶(たかぎさや)
小料理屋「花の里」の女将として働いている女性で右京の別れた元妻でもある。
お互い納得しての離婚であった為、今も右京は度々「花の里」を訪れ、事件解決の糸口を彼女の助言から探している。
右京が事件を解決するのに欠かせない存在である。
伊丹 憲一 / 川原和久(かわはらかずひさ)
特命係を必要以上に嫌う捜査一課の刑事であり、“トリオ・ザ・捜一”のリーダー。
特に亀山薫への扱いはひどく、顔を合わせるたびに言い争いをしている。
ただ、人一倍正義感が強いという点だけは似ている。
三浦 信輔 / 大谷亮介(おおたにりょうすけ)
伊丹率いる“トリオ・ザ・捜一”の一人。こちらも特命係2人の行動には迷惑しているといった様子だが、伊丹と唯一違うところは、影ながら右京の捜査能力を認めているということ。
普段は感情の激しい伊丹をなだめる役もかっている。
芹沢 慶二 / 山中崇史(やまなかたかし)
伊丹率いる“トリオ・ザ・捜一”の一人で他の2人とはそこそこ年齢が離れている後輩刑事。
若手である為に右京や薫に逆らえず、捜査情報を提供することもあり、それがバレて伊丹によく怒られている。
米沢 守 / 六角精児(ろっかくせいじ)
右京という人間を完ぺきに理解しており、警察内ではほとんどいない“右京理解者”の鑑識官。
鑑識の腕は抜群で、無理を言う右京のリクエストにバッチリ応える。
特命係に親切なのは彼自身が捜査一課という警察の組織体制が嫌いだからという話もある。
大河内春樹 / 神保悟志(じんぼさとし)
警視庁内警務部の人事第一課で主任監察官として活動している男。
普段は主に警視庁に所属する警察官の不正を捜査している。
特命係も捜査の対象ではあるが、右京の捜査を理解している男でもあり、彼らに危険が及ぶ上層部の行動があった場合などには事前にその内容教えてくれる。
冷酷な顔つきをしながらも仲間を想う気持ちは持っている。
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