相棒season7
[第9話]
12/17放送

ウイルスに感染した米沢(六角精児)たちは、病院の隔離病棟へと運び込まれた。そこで、米沢は奇妙な行動を取る人物を目撃し、右京(水谷豊)に報告を入れる。感染者の一人が何かを注入され、その直後に彼は急に苦しみ始めたのだという。

それを聞いた右京はその一人に注入されたのがウイルスで、米沢ら他の面々は感染していないのではないかと推理。薫(寺脇康文)に隔離病棟に潜入するよう、依頼した。ウイルスを注入された警官が発症する前に防護服を着せればいいというのだ。薫はその指示を受け入れ、右京との事件はこれで最後になるだろうと初めて告げた。

その頃、千沙子(大路恵美)は何者かから電話を受け、米沢らは全員感染していたと報告するよう、命じられていた。彼女はその指示通り、全員陽性だから、そのまま隔離を続けるようにと報告する。

薫は警官の一人を襲い、彼の防護服を奪って、隔離病棟へ入る。そして、その防護服を発症寸前の患者に着せる。その防護服の番号を見た米沢は、患者にウイルスを注入したのはその服を着ていた警官だと気付いた。

やがて、右京は千沙子と会い、米沢たちが全員陽性だというのは嘘ではないかと追及する。小菅(袴田吉彦)が持ち出したウイルスは偽物ではないかというのだ。

千沙子は自衛隊の指示で行われたことだと告白。後藤(樋渡真司)から持ちかけられた話だという。表に出せないウイルスを自衛隊に流せば、それ相応の報酬がもらえると聞いた千沙子は、かねてから念願のフィールドワークで出るための資金にできると思い、了承したのだった。

右京と薫は拘留中の小菅のもとへ。小菅は自分が持ち出したウイルスが偽物だと知っていた。自分の開発したウイルスが自衛隊に勝手に売り払われたことを怒り、そのことを警察に探り当ててもらうために事件を仕組んだのだ。後藤を殺したのも、殺人事件となれば警察が動くと確信してのことだった。

自衛隊にあるウイルスは廃棄処分になるだろうと予想された。小菅は自分の望み通りだという。たとえ廃棄されようと、自分はいつでも同じウイルスを作り出すことができるというのだ。だが、右京は小菅にはその前にやるべきことがあると言う──それは人を殺した罪を償うことだ。

全てが終わった後、薫は右京に警察官を辞めることを報告。死んだ友人のいたサルウィンに渡り、子供たちに日本語を教えるというのだった…。
03/11 第18話


03/04 第17話


02/25 第16話


02/18 第15話


02/11 第14話


01/18 第19話


01/14 第11話


01/01 第10話


12/17 第9話


12/10 第8話


12/03 第7話


11/26 第6話


11/19 第5話


11/12 第4話


11/05 第3話


10/29 第2話


10/22 第1話


01/28 第13話


01/21 第12話

キャスト
杉下 右京 / 水谷豊(みずたにゆたか)
警視庁組織犯罪対策部で特命係係長を勤める男。
東大の法学部を卒業後に単身渡英。
帰国後、国家試験に合格して警察庁に勤めることとなった。
難解な事件の解決には必要不可欠な存在だが、切れ過ぎる頭脳と何を考えているのかがサッパリ分からない性格が災いして「変人」扱いされている。
亀山 薫 / 寺脇康文(てらわきやすふみ)
警視庁組織犯罪対策部に勤める特命係員。
自ら事件を解決してやると意気込みだけはするのだが、結局は杉下右京の頭脳に頼ってしまう。
お人好しで、腰が重いわりには口が軽く、秘密といわれていることもすぐに口に出して言ってしまう困り者。
亀山美和子 / 鈴木砂羽(すずきさわ)
亀山薫と同じ大学の出身で、その頃から大学の新聞部に所属していた。
卒業後に帝都新聞・社会部に所属。警視庁記者クラブに属し数々の事件を追ってきた記者である。
その後、帝都新聞社を離れフリー記者となり、今も事件を追っている。
薫と結婚してからは仕事を続けながらも夫を支えている。
宮部 たまき / 高樹沙耶(たかぎさや)
小料理屋「花の里」の女将として働いている女性で右京の別れた元妻でもある。
お互い納得しての離婚であった為、今も右京は度々「花の里」を訪れ、事件解決の糸口を彼女の助言から探している。
右京が事件を解決するのに欠かせない存在である。
伊丹 憲一 / 川原和久(かわはらかずひさ)
特命係を必要以上に嫌う捜査一課の刑事であり、“トリオ・ザ・捜一”のリーダー。
特に亀山薫への扱いはひどく、顔を合わせるたびに言い争いをしている。
ただ、人一倍正義感が強いという点だけは似ている。
三浦 信輔 / 大谷亮介(おおたにりょうすけ)
伊丹率いる“トリオ・ザ・捜一”の一人。こちらも特命係2人の行動には迷惑しているといった様子だが、伊丹と唯一違うところは、影ながら右京の捜査能力を認めているということ。
普段は感情の激しい伊丹をなだめる役もかっている。
芹沢 慶二 / 山中崇史(やまなかたかし)
伊丹率いる“トリオ・ザ・捜一”の一人で他の2人とはそこそこ年齢が離れている後輩刑事。
若手である為に右京や薫に逆らえず、捜査情報を提供することもあり、それがバレて伊丹によく怒られている。
米沢 守 / 六角精児(ろっかくせいじ)
右京という人間を完ぺきに理解しており、警察内ではほとんどいない“右京理解者”の鑑識官。
鑑識の腕は抜群で、無理を言う右京のリクエストにバッチリ応える。
特命係に親切なのは彼自身が捜査一課という警察の組織体制が嫌いだからという話もある。
大河内春樹 / 神保悟志(じんぼさとし)
警視庁内警務部の人事第一課で主任監察官として活動している男。
普段は主に警視庁に所属する警察官の不正を捜査している。
特命係も捜査の対象ではあるが、右京の捜査を理解している男でもあり、彼らに危険が及ぶ上層部の行動があった場合などには事前にその内容教えてくれる。
冷酷な顔つきをしながらも仲間を想う気持ちは持っている。

相棒season7特集ページ
ドラマコーナー
ドラマ一覧

サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau