相棒season7
[第19話]
01/18放送

警察庁の神戸尊(及川光博)が警視庁特命係に異動してくることになる。
特命係や右京(水谷豊)が本当に警察にとって必要かどうか見極めるためだった。
その任務を隠すため、表向きは「左遷」ということになる。

尊の配属初日、右京はある山奥の村で捜査をしていた。
それを聞いた尊はさっそく村へ向かう。
彼が車を走らせていると、酔った福助(伊嵜充則)が道のど真ん中に寝ていた。
仕方なく車に乗せて家まで送ると、福助は村長の源一(前田吟)の息子で、母親を突然亡くしたばかりだと分かる。

ようやく右京と会えた尊は、事件のあらましを聞く。
村に住む直弓(宮本真希)から右京のもとに、不思議な絵が送られてきたのだという。
そこには福助の母親・貞子(大塚良重)の周りを囲んで、刃物を持った村人たちが描かれ、殺人事件が暗示されていた。

絵を描いたのは真弓の弟の毅一(やべきょうすけ)。
知的障害のある彼は自分の目で見たものしか、絵に描かないのだという。

その頃、源一や弟の晋平(日野陽仁)、住職の法春(苅谷俊介)らは、右京や尊が警察だと知って恐れを抱いていた。

右京は絵に描かれた小屋へ行ったが、血液反応は出なかったという。
だが、彼は小屋の壁にねずみが出入りするような穴が空いていたことが気になっていた。
さらに、小屋の床を張り替えた形跡があり、血液反応を隠した可能性もあった。

翌朝、右京は尊を置いて、真弓に話を聞きに行く。
貞子は福助のために、3億の保険を残していたらしい。

続いて、右京は福助を呼び出して、話を聞く。
福助は事業の失敗が続いていた。
自殺では保険金が下りないと考えた貞子は源一と組んで殺人に仕立てたのではないかと右京は推理。
右京は源一に、貞子を殺して自分も死のうとしたのだろうと追及した。
だが、その現場にやってきた晋平が隠蔽工作のために法春を呼び出し、貞子の遺体を運び出したのだろうと言う。
源一は全てを否定するが、右京は福助は自分たちの推理に納得していると告げた。

事件は解決したが、保険金は下りず福助は借金を抱えたままな上、父親の源一は殺人犯。
尊からこれで良かったのかと聞かれた右京は、事件を見過ごすわけにはいかないと言う。
この一件を通じて、尊は右京に大きな興味を抱くが、一方でコンビを組む困難さも感じていた。

翌日、山奥で毅一の遺体が発見された。
警察は足を滑らせて、転落死したものと判断する。
毅一は最後に4枚の絵を描き残していた。
全て真弓の口元が描かれていたが、それぞれ「ご・め・ん・ね」という口の形。
真弓は毅一をその場に放置して、死なせたのだろうと右京は言う。

その絵だけで真弓の犯罪を立証できるかと尋ねる尊に、右京はできなくても彼女の心には罰が与えられると告げた。
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キャスト
杉下 右京 / 水谷豊(みずたにゆたか)
警視庁組織犯罪対策部で特命係係長を勤める男。
東大の法学部を卒業後に単身渡英。
帰国後、国家試験に合格して警察庁に勤めることとなった。
難解な事件の解決には必要不可欠な存在だが、切れ過ぎる頭脳と何を考えているのかがサッパリ分からない性格が災いして「変人」扱いされている。
亀山 薫 / 寺脇康文(てらわきやすふみ)
警視庁組織犯罪対策部に勤める特命係員。
自ら事件を解決してやると意気込みだけはするのだが、結局は杉下右京の頭脳に頼ってしまう。
お人好しで、腰が重いわりには口が軽く、秘密といわれていることもすぐに口に出して言ってしまう困り者。
亀山美和子 / 鈴木砂羽(すずきさわ)
亀山薫と同じ大学の出身で、その頃から大学の新聞部に所属していた。
卒業後に帝都新聞・社会部に所属。警視庁記者クラブに属し数々の事件を追ってきた記者である。
その後、帝都新聞社を離れフリー記者となり、今も事件を追っている。
薫と結婚してからは仕事を続けながらも夫を支えている。
宮部 たまき / 高樹沙耶(たかぎさや)
小料理屋「花の里」の女将として働いている女性で右京の別れた元妻でもある。
お互い納得しての離婚であった為、今も右京は度々「花の里」を訪れ、事件解決の糸口を彼女の助言から探している。
右京が事件を解決するのに欠かせない存在である。
伊丹 憲一 / 川原和久(かわはらかずひさ)
特命係を必要以上に嫌う捜査一課の刑事であり、“トリオ・ザ・捜一”のリーダー。
特に亀山薫への扱いはひどく、顔を合わせるたびに言い争いをしている。
ただ、人一倍正義感が強いという点だけは似ている。
三浦 信輔 / 大谷亮介(おおたにりょうすけ)
伊丹率いる“トリオ・ザ・捜一”の一人。こちらも特命係2人の行動には迷惑しているといった様子だが、伊丹と唯一違うところは、影ながら右京の捜査能力を認めているということ。
普段は感情の激しい伊丹をなだめる役もかっている。
芹沢 慶二 / 山中崇史(やまなかたかし)
伊丹率いる“トリオ・ザ・捜一”の一人で他の2人とはそこそこ年齢が離れている後輩刑事。
若手である為に右京や薫に逆らえず、捜査情報を提供することもあり、それがバレて伊丹によく怒られている。
米沢 守 / 六角精児(ろっかくせいじ)
右京という人間を完ぺきに理解しており、警察内ではほとんどいない“右京理解者”の鑑識官。
鑑識の腕は抜群で、無理を言う右京のリクエストにバッチリ応える。
特命係に親切なのは彼自身が捜査一課という警察の組織体制が嫌いだからという話もある。
大河内春樹 / 神保悟志(じんぼさとし)
警視庁内警務部の人事第一課で主任監察官として活動している男。
普段は主に警視庁に所属する警察官の不正を捜査している。
特命係も捜査の対象ではあるが、右京の捜査を理解している男でもあり、彼らに危険が及ぶ上層部の行動があった場合などには事前にその内容教えてくれる。
冷酷な顔つきをしながらも仲間を想う気持ちは持っている。

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