コードブルー 2nd season
[第4話]
転倒し骨折をした藍沢の祖母・絹江（島かおり）の容態は順調に回復する。藍沢（山下智久）は、ちょくちょく病室を訪ねてくる男（リリー・フランキー）が自分の父親の誠次ではないのかと絹江に尋ねる。絹江がその男を見て「誠次…」口にしたからだ。しかし絹江は「死んだんだよ。おまえの父親は死んだ」と答えただけで、うやむやにされてしまう。02/01放送
最近、公私にわたって疲れ気味の白石（新垣結衣）。一方、心臓カテーテル手術を受けた緋山（戸田恵梨香）は順調に回復し復帰していた。
そんなある日、ドクターヘリの要請が入る。看板が落下し、由紀菜（木南晴夏）という女性の頭に激突。由紀菜は重症だ。運ばれてきた由紀菜に「過去の病歴はない」という情報だったが、彼女は妊娠していた。妊娠中とわかり、一瞬、空気が張り詰める…。
冴島（比嘉愛未）の彼氏・田沢（平山浩行）の容態が急変する。いよいよ最期を迎えているのか…。
前日、白石が「生ガキによるノロウィルス」と診断した男が、再度、来院する。緋山が診察し、その患者の腹部の隆起を発見する。腹部大動脈瘤だ。緋山の発見で緊急手術が行われ、手術は成功する。
一方、白石は、腹部の隆起を見逃し、間違った診断したことに落ち込む。男の家族からも誤診を注意された。そんな白石に、橘(椎名桔平)は「忙しすぎで判断力が鈍る」と声をかけ、少し休むように言う。
由紀菜が妊娠24週と知った橘(椎名桔平)は三井（りょう）の顔を見る。検査の結果、母子ともに異常がないことが分かった。それを知った橘は「さっさとよそに転院させよう」と口にする。
妊娠24週の胎児――橘は辛い過去を思い出していた…。
重症で運ばれてきた由紀菜だったが、意外にも元気。しかし、由紀菜には母親になる自覚は見受けられない。病室のベッドで携帯電話を使っているところを藍沢に止められても、あまり気にしていない様子だ。藍沢は由紀菜の母親に電話をするが、こちらも娘のことなどまったく心配していない様子で、「忙しい」を理由に電話を切られてしまう。
そのうちに由紀菜が破水して失神した。橘も駆けつけるが、過去の辛い記憶が頭から離れない。それを知った三井は、由紀菜の子供は健康であることを知らせる。
由紀菜の子供の出産は成功した。
藍沢が新生児集中治療室にいると由紀菜がやってきた。自分の赤ちゃんに全く興味がなさそうな由紀菜に、あきれる藍沢。藍沢は「お前みたいな親ならいらない。子供は1人でも生きていけるから」と言う。驚いた様子で、由紀菜は藍沢の顔を見る…。
「自分には物心ついたころから両親がいなかった」藍沢は自分の生い立ちを由紀菜に話す。そして「親が欲しいと一度も思ったことがない」と続けた。藍沢の話を聞いた由紀菜は「赤ん坊を触らせて欲しい」と藍沢に頼んだ。
その頃、絹江の病室には藍沢の父・誠次の姿が…。絹江は、藍沢は両親に捨てられたと思って育ったことを誠次に話す。そして「おまえは逃げたんだよ。忘れてないだろうね？ おまえがいったんだよ『死んだことにして』くれって」と。誠次が帰ろうとしたとき、その背中に向かって「いまさら耕作（山下智久）に会えると思っているの｣絹江は厳しい口調で言うのだった。
白石と緋山がナースステーションにいるとき、病棟の窓から落ちた子どもが運ばれてくる。ところが橘はドクターヘリ要請で出動しており、フェローしかいなかった。そこで白石と緋山が緊急手術を行うことに。「できる。ふたりなら」難しい手術だったが、白石と緋山は無事に成功させた。戻ってきた橘にほめられる2人…。白石も復活だ。
一方、由紀菜や自分の赤ちゃんを触るようになって心境に変化が出ていた。由紀菜は藍沢に「私に 育てられるかな」と真面目な顔で質問してきた。そんな由紀菜に、藍沢は自分と父親の思い出を話すと「子供と一緒に居てやるだけでいいんだ」と励ました。
スナックに行く白石。緋山も一緒だ。「さびしいブスふたりに、ボトル、入りまーす！」ふざけ合う2人。「ありがとね。あの言葉でちょっと吹っ切れた」白石は緋山に礼を言う。「怒ったりへこんだりしてるあんた、好きだよ。すました顔で優等生してるあんたより」緋山は笑った。
その頃、藍沢はもう一度、絹江に母の死について尋ねていた。絹江は「事故だった」と言い張る…。
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第1話
フライトドクターになるために救命救急センターにやってきた候補生。
冷静で医学知識が豊富で、自らの腕に自信がある。
腕を磨くためなら多少の軋轢もいとわない。
両親が早くに他界している。
頭がよく器用で医師としてのセンスを生まれながらに持っている。
高い能力がありながら、失敗を恐れ、無様な姿を見せたくないのが欠点。
金持ちの娘。
積極的で負けず嫌いで気が強い性格。
しかし、藍沢や白石にはない熱血な性格で患者のために心から涙したりと、医師と患者の関係をこえて深い関わりを持つこともある。
家と地元の期待を一身に背負い、浪人生活の末、医大に入学。
小心者で、見栄っ張りで同期たちへのコンプレックスを抱え悩み続けている。
フライトナース。
医師の家系に生まれるが、医学部に落ち、親の期待に応えることができなかった。
挫折を味わったが、現実と正面から向き合うということを通じて決して折れない強い心を持った。
実戦に強いタイプのフライトナースへと成長し、評価。
救命センターで最年少フライトナースをつとめる。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011
